2020年10月号 11/17オンライン運営委員会参加募集!/2021チャリティカレンダー受付開始

ご支援者の皆様

PHJ広報の南部です。
いつもご支援ありがとうございます。

イベントのお知らせです。
11月17日(火)16時〜17時半に
オンラインによる
PHJ運営委員会を開催いたします。
現地駐在員による活動報告も予定しております。
ご興味のある方はどなたでもオブザーバーとして
参加・視聴いただけますので、
下記のイベント案内をご覧いただき、
11月13日(金)までメールにてお申込みください。

さて、
早くも来年のPHJのカレンダーを
ご案内する時期になりました。

今回は壁掛けカレンダーだけでなく、
卓上カレンダーも用意しております。

ぜひオフィスやご自宅で
お使いいただければと思います。

PHJの2021アジアのおはなしカレンダーをお求めの方はこちらへ
https://www.ph-japan.org/support_calendar

【イベント参加募集:11/17オンライン運営委員会開催のお知らせ】
11月17日(火)16時から17時半まで
オンラインによる運営委員会の開催を行います。
カンボジアは現地からの活動報告となります。
ご興味のある方はオブザーバーとして参加いただけますので、
メールにて
件名に「1117参加希望」
本文に「お名前、所属(任意)」を記載いただき
info@ph-japan.orgまでご連絡ください。
(11月13日申し込み締め切り)

お申込みいただいた方にはメールにて
オンライン会議(ZOOM)のURLをご案内いたします。

【PHJ活動レポート】
●カンボジア事業
カンボジアの事業地で働く医療ボランティアのために、
30名以上の日本の支援者がマスク205枚を寄贈してくださいました。

https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_98

●ミャンマー事業
ミャンマーでは感染拡大が収まらず、
死者数も増加している現状を受け、
タッコン郡保健局とレウェイ郡保健局へ
新たにマスクや防護服等の医療物資を寄贈しました。

https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_78

【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」
https://www.ph-japan.org/support_hon

○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine

○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/

○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。

海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。

メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々にお送りしています。

◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
≫ http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine

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発行者:特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン
代表 神谷 洋平
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035

メール:info@ph-japan.org

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運営委員会に現地の人々がオンラインで初参加

11月17日にオンラインで開催されたPHJ運営委員会に、カンボジアの事業地の区長や住民が参加しました。

クポッタゴン保健センターに集まった参加者

運営委員会に出席している方へ、現地からメッセージを伝えるためです。

現在事業地内の保健センターではいくつか課題を抱えています。

クポッタゴン保健センター

クボッタゴン保健センターは入口付近の地面が未舗装で、雨季には池のような水たまりができ、乾季には土埃が舞い、保健センター内に入ってきます。
さらにアレアッタノー、ピアムゴッスナー、オームルーの3つの保健センターの産後ケア室は整備されておらず、
産後の母子が48時間滞在することはとても難しい状態です。

保健センターの現状を伝える区長

PHJではこうした保健センターの課題を改善するため、
クラウドファンディングで寄付を集め、舗装工事や備品購入を考えています。

運営委員会では、公開予定のクラウドファンディングへのご協力を促すために、
区長、村長、保健センタースタッフ一同、母子保健ボランティア、保健ボランティアさん、
そしてPHJカンボジア事務所スタッフ一同も参加し、運営委員会に出席されている方々へメッセージをお伝えしました。

カンボジア所長

このようにオンラインで日本の支援者と対面するのは、カンボジアの参加者にとってはほぼ初めて。
おやつを食べながらウキウキして出番を待っていたとのこと。

また現地の人がこのように募金活動に直接かかわることも初の試みです。
支援を受ける側の人々が働きかけたことで寄付が集まれば、自尊心の向上にもつながり、
寄付で購入した物品などもより大切に使うことと思います。

PHJスタッフと現地の方が協働して募金活動を行い、連携をさらに強化する良い機会となりました。

妊婦健診——安全なお産を迎えるために

イエエイ村での巡回妊婦健診の様子

ミャンマーでは、地域の助産師が自ら管轄地域内の各村を巡回し、村の妊婦さんの健診を行います。
2017年にPHJが事業を開始した時点で、ミャンマー保健スポーツ省が当時推奨していた4回以上の健診を受診した妊婦さんの割合は約54%でした。妊婦さんの約半数が十分な健診を受けないまま、出産に臨んでいるということになります。
PHJは、母と子の健康を守り、安全なお産を迎えてもらうため、妊婦健診の受診を支援してきました。

具体的には、助産師の巡回妊婦健診活動を定期化させ、地域への周知徹底をしたり、各村で出産に関わる知識を地域住民や妊婦へ普及させる活動を、村の母子保健推進員や助産師が中心となって行うことを支援してきました。

上の写真はイエエイ村での巡回妊婦健診の様子です。36人の妊婦が参加し、ひとりの助産師が順番に健診を行いました。母子保健推進員が、場所の準備や活動情報の周知、身長・体重測定等をサポートします。

健診等の記録をモニタリングするスーパーバイザー(右)と説明する助産師(左)

さらに、受診した妊婦の情報が正しく記録されているか、助産師のスーパーバイザーが定期的にモニタリングする仕組みづくりを行ってきました。

PHJスタッフが診療や治療に関わるわけではありませんが、このような取り組みを経て、2020年11月時点で妊娠期間中に4回以上健診を受診した妊婦さんの割合は、約73%まで増えました。
健診の場で異常が発見された妊婦さんは、母子保健推進員や村長と協力してすぐに病院へ搬送されるなど、妊娠中の異常の早期発見・早期治療につながっています。さらに、健診や知識普及の教育等で医療者と地域住民との交流が増えたことで、助産師と地域の人々との信頼関係が強まり、地域の人々がより安心して医療機関を受診できるようになってきました。

出産は、女性、家族、そして地域全体にとって、とても大切な出来事です。赤ちゃんと女性が安心して安全に出産し、健康な赤ちゃんを育んでいくことができるよう、医療者と地域が協力して支えていくことのできる仕組みが、事業地では広がっています。
新型コロナウイルスの感染拡大の中でも、母子の健康を守るために、人々が支え合い、助け合うミャンマーの人びとと学び合いながら、
より多くの人の健康が守られる仕組みづくりを今後も支援していきます。

【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】


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