保健ボランティア会議は、保健センタースタッフと保健ボランティアの連携を図る大事な機会です。
村での感染症の流行、妊娠・出産・死亡、住民の健康状態などの情報共有、保健センターや行政からの連絡、地域保健活動の提案・検討などが行われます。
また、地域行政機関・保健センター・保健ボランティア間の意思の疎通をはかると共に、相互の信頼関係を深め、連携の強化を目指しています。
PHJはこの会議の有効性や効率性を高めるために、定期的に観察し、フィードバックを行います。
8月は、対象となる保健センターで開催された保健ボランティア会議に参加しました。
たとえばある保健センターでは、会議の最後に保健ボランティアさんからの質問に答える形で必ず保健知識の復習を行います。
保健ボランティアさんが地域住民に聞かれて困っていることなどを質問し、保健センタースタッフからその場で回答が得られるため、大変有意義に会議が活かされていました。
そもそも会場が自宅から遠いために参加できないというケースもあります。
こうした課題を確認・把握し、よりよい運営に向けたアドバイスや改善策の提案を進めていきます。
【本事業はJICA草の根技術協力事業とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】