5月30日にJICA地球ひろばにて「世界遺産のそばで取り残される母子の健康&駐在員が教える国際協力のための英語講座 PARTⅡ」
をオンラインと対面のハイブリッド形式にて開催しました。
イベント前半では現在カンボジアで実施している「シェムリアップ州ソトニクム保健行政区における安心安全なお産のための保健システム強化支援事業」(JICA草の根技術協力事業)の活動の内容や、見えてきた課題についてPHJカンボジア事務所長の石山加奈子がお伝えしました。
たとえば、「妊娠中に地酒を飲むといい」など、健康を害する恐れのある伝統的な風習が根強く残っている地域が少なくないこと。そうした課題に対して、保健ボランティアによる地域住民への保健教育を支援し、健康に関する知識の習得と適切な行動を促進していることなどを紹介しました。
後半は、同じく石山が講師となり、国際協力の現場で使える英語講座を実施。国際保健に関する英単語の語源や歴史的な背景を通して国際保健への理解を深めました。参加された方は熱心に耳を傾けてくださいました。