【PHJメルマガ2018・5月】お産をする施設がない村に分娩室を(ミャンマー)/東京事務所移転のお知らせ

━━━━━━━━━━━2018年5月31日
 
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
 
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ご支援者のみなさま
こんにちは。
 
PHJ南部です。
 
お知らせですが、
東京事務所を移転しました。
電話番号や送付先住所に変更はありませんが
事務所訪問の際にはHPの地図を確認いただくようお願いします。
http://www.ph-japan.org/map
 
さて、6月中旬に発行のニュースレターは
UHC(ユニバーサルヘルスカバレッジ)
をテーマにしています。
[すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、
支払い可能な費用で受けられる]ことを意味していますが、
SDGsにおいてもゴール3(健康と福祉)の中でUHCの達成が求められています。
PHJが日々行っている活動はまさに物理的、社会的障壁に対して
保健サービスへのアクセスを改善するための活動です。
UHCの観点から見たPHJの活動や、
SDGs市民社会ネットワーク専務理事の稲場様によるUHCの解説も掲載しておりますので、
ぜひお読みいただければと思います。
今月のニュースはこちらです。
■■■CONTENTS■■■
 
【1】海外事務所活動レポート
≫ミャンマー:お産をする施設がない村に分娩室を
 
【2】国内事業活動レポート
≫国内:新潟県立看護大学にてトークセミナー
 
【3】身近なことから支援に参加できます!
≫ドリンクを買うだけ、いらない服やバックを寄付するだけで寄付
 
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【1】海外事務所活動レポート
≫ミャンマー:お産をする施設がない村に分娩室を
分娩設備がなければ、医療施設でもお産をしにいきませんよね?

http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_50
 
 
【2】国内事業活動レポート
≫国内:新潟県立看護大学にてトークセミナー
ミャンマーの駐在員が看護大にてミャンマーの母子保健事情を
話してきました。

http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52257047.html
 
 
【3】身近なことから支援に参加できます!
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
 
 
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することが
できるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
 
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
 
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
 
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
 
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お願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
 
 
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
 
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西日本豪雨災害支援募金(2018年10月末まで)

本募金は終了しました。集まった募金額は2,701,658円となりました。
ご協力いただき誠に感謝申し上げます。集まった募金は全日本病院協会のAMATなどの活動費に充てられます。

このたびの西日本豪雨におきまして被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
西日本各地の豪雨にともなう洪水や土砂崩れなどにより、多くの住民の皆様が被災されました。
こうした状況を受け、PHJは 災害直後より被災地で医療支援をしている全日本病院協会の活動費を支援する募金活動を開始します。

倉敷市立薗小学校

集まった募金は全日本病院協会会員病院のAMAT(災害時医療支援活動班)の活動費などの支援に使われます。PHJは必要な管理費を募金から使わせていただきます。
今回AMATは、7月9日から16日までの7日間、岡山県を中心に被害の合った地域に1日に5班、多いときには10班ほど派遣されました。
(AMAT派遣病院・団体:筑波記念病院、南多摩病院、加納総合病院、平成立石病院、京都きづ川病院、大阪暁明館病院、永生病院、福岡新水巻病院、織田病院、赤穗中央病院、花と森東京病院、松波総合病院、全日本病院協会)
主な活動は避難所の巡回診療、救急搬送です。救急車が足りず、AMATが救急搬送を担った点が今回のAMATの特徴です。

(全日病職員の方による真備地区の視察報告)
真備地区は2階まで水没した影響で道路脇は家財が山積みされ、それを運び出す車両が路肩に止められているため
1車両しか通れないところに双方から車両が来るため交通マヒが発生している箇所もありました。また、猛暑の中、泥につかった稲は全滅しておりました。

活動レポート

2018/8/21
AMATとDMATが連携支援詳細はこちら

※ピープルズ・ホープ・ジャパンへの寄付は認定NPO法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。詳細はこちらをご覧ください。

現地への事業の引継ぎ会議を実施

PHJがコンポンチャム州ストゥントロン保健行政区で行っている事業は最終段階に入り、現地が自力で事業を継続していける体制を整えています。そこで6月にはPHJが実施してきた4年間の活動の引継ぎ会議を開き、保健行政区のスタッフとともに話し合いました。

PHJは保健センターの運営やスタッフや助産師の連携会議、村における保健教育など8つの活動を実施してきました。現地側が主体的にこれらの活動を続けることが重要なため、丸投げするのではなく、どのような形態であれば継続できるかを話し合いました。
またこうした活動を統括する立場にある保健行政区自体の運営能力(事業マネジメント、会議運営、情報 収集と分析)の強化活動についても見直しを行いました。

保健行政区の年間計画の過去6か月間の進捗状況を振り返っている様子
保健行政区の年間計画の過去6か月間の進捗状況を振り返っている様子

お母さんと子供の健康を守る「母推さん」の育成へ

ミャンマーの村の女性の中には妊娠しても妊婦健診を受診しないまま出産を迎えたり、助産師の存在さえ知らないこともあります。また他の地域から引っ越してくると地域住民として認知されないこともあり、ケアが行き届きにくい傾向にあります。
そのためPHJでは村の妊婦さんと助産師のつなぎ役となる「母子保健推進員」というボランティアを育成し、一人でも多くの妊婦さんや産後の女性が助産師から適切な時期にケアを受けられるように支援しています。

「母子保健推進員」は昭和43年に日本で制度化されたボランティア。母子の健康を守るために地域で活動し、母推(ぼすい)さんと呼ばれて親しまれています。ミャンマーでは国際協力NGO(JOICFP)がミャンマー保健スポーツ省と共にボランティアの一形態として定めました。
PHJの支援地でこの母子保健推進員を選抜・育成するのは長い道のりでした。2017年11月から支援地内の27村を1村ずつまわり、村長や村の有識者にプロジェクトや母子保健推進員の説明と、母子保健推進員選抜への協力をあおぎました。
(参照⇒2018年1月の活動報告 村の妊婦さんと助産師をつなぐ 母子保健推進員の選出に向けて
母子保健推進員が集まりにくい村がいくつかあったり、選抜した母子保健推進員が海外に出稼ぎに行ってしまい、再度選抜を行わざる負えない事態が起きたこともありましたが、村長や助産師の協力の元、合計131名の母子保健推進員を集めることができました。

そして、選抜された母子保健推進員に対して2日間の研修を実施できました。
この研修は、母子保健推進員養成者研修を受けた助産師が講師になり、母子保健推進員の役割や責任、コミュニケーションの取り方、母子保健の基礎的な知識を学びます。
コミュニケーションの研修では実際に母子保健推進員役と母親役に分かれてロールプレイを行いました。恥ずかしく、躊躇ってしまう姿も見られましたが、慣れない状況ながらも、母子保健推進員として妊婦さんと一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿が印象的でした。2ヶ月後には助産師と母子保健推進員の会議を行い、フォローアップを行っていく予定です。
>>詳しい活動内容・活動レポート一覧へ
>>ミャンマーの活動概要へ
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PHJ 代表交代のお知らせ

お知らせが遅くなりましたが、
代表の廣見公正は6月30日に退任いたしました。
7月1日付 神谷洋平が代表代行に就任いたしました。
なお廣見は9月5日までPHJ理事として勤務しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019年動物カレンダーを制作中です!

今年も動物カレンダーの準備が進んでいます!
「干支の動物」をテーマにカンボジア、ミャンマー、日本の子供たちがそれぞれ子供らしい色鮮やかな絵を描いてくれました。
▼カンボジアの子供たち

絵を教えてもらいながら楽しく描いています

 

気づいたら真剣な表情に

 

みんな素敵な絵が描けました!

▼ミャンマーの子供たち

支援地域の中学生が参加してくれました

▼子供たちが描いてくれた絵
個性豊かな楽しい絵ばかりで選ぶのが大変です
 
カンボジアやミャンマーの子供たちにとって絵を描く機会は多くありません。
このカレンダー募金を通して子供たちは絵の描き方を学びとても楽しんで絵を描いてくれました。
素敵な絵がたくさん集まっているのでみなさんお楽しみに!

<重要なお知らせ>振り込め詐欺メールに関する注意

2018年6月後半から、ピープルズ・ホープ・ジャパンの振込口座の情報を掲載した架空の振込みを呼びかけるメールが多数の方々に大量に送られていることがわかりました。
これらのメールは、ピープルズ・ホープ・ジャパンとは一切関係がありません。絶対に連絡や振込みをしないようご注意ください。本件については、警察署へ通報しております。
また他のNGO/NPOでも昨年から振り込め詐欺の振り込み先として利用されているケースが何件も発生しています。(通称:融資保証金詐欺)
当団体になりすました当該メールそのものを直接確認できていませんが、もしそのようなメールを受け取った場合は、詐欺等の被害、情報の悪用、ウイルス感染等の恐れがありますので、これらのメールへの返信、添付ファイルの開封、本文に記載されたURLのクリック等はなさらないようお気を付けください。
また当団体でお預かりしている個人情報は厳重に管理しており、本人の許可なく使用すること、第三者に渡すことはありません。
◆被害に遭われた方へ
入金したお金を戻す場合は、振り込んだ銀行で「組み戻し」を行ってください。(その際かかる手数料はご自身でご負担ください。)
不審なメール等に関するご質問・ご連絡等は、最寄りの警察署、迷惑メール相談センター、または当団体 info@ph-japan.org(※件名に迷惑メールの件とご記載ください)までご連絡いただくようにお願いいたします。


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