カンボジア安全なお産応援募金

【ご支援ありがとうございました。こちらの募金は終了しました。】
2017年2月より開始しましたカンボジア安全なお産応援募金は2018年3月31日に終了いたしました。
集まった募金額は626,801円となりました。皆様の多大なるご支援に心より御礼申し上げます。

カンボジアではおよそ200人に1人が
妊娠や出産時に亡くなるリスクを抱えています。

カンボジアの農村部では医療施設が未整備で、医療人材が不足しています。そのため自宅での出産が多く、万一の際に適切な手当ができないため多くの母子が危険にさらされます。こうした状況を少しでも改善するため、PHJでは、カンボジアコンポンチャム州で、母子のケアを中心とした保健状況の向上をめざし、地域全体の教育支援活動を行っています。カンボジアの活動についてはこちら

母子の継続ケアでより安全なお産を。

安全なお産に不可欠な保健センターでの妊婦健診、出産、産後検診・乳児健診。これらのケアの定着化をめざして450名の女性に奨励ギフトの配布を行います。

募金概要

寄付目標金額:100万円(海外・国内事務所経費含む)
現在の募金額:626,801円(3月29日現在)
受益者:カンボジア コンポンチャム州のPHJ支援地域に住む女性 450名
募集期間:2018年3月まで     一口:1500円

カンボジアでは奨励ギフトを配布中!ご支援お願いいたします。

2017年4月の現地の近況報告は下記の写真をクリック

2017年2月
保健センターで妊婦健診を受診し、出産を終えたお母さん。

元気な赤ちゃんが生まれました!

地域の人に保健センターでのサービスを受けるように奨励ギフトの告知をしています。

ミャンマー母子保健ボランティア育成開始

━━━━━━━━━━━ 2016年1月31日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJインターンの佐藤です。
早いもので、2017年も1か月が経とうとしています。
あっという間ですね。
どうぞ本年もご支援よろしくお願いいたします。
今年でPHJは20周年を迎えます。
大きな節目ということで、PHJ紹介パンフレットをリニューアルいたしました。
デザインや内容が新しくなり、
コンパクトで可愛らしいパンフレットに生まれ変わりました!
※インターンによるブログに写真を掲載しています。
(刊行物の団体紹介パンフレット兼会員申し込みをクリックすると
PDFがご覧になれます)
http://www.ph-japan.org/about_publications
より多くの方々の手にとっていただけるようにパンフレットを
何部かまとめて設置可能なオフィスや施設などが
ございましたら、ご連絡ください。
※インターンによるスタッフブログに写真を掲載しています。
本メルマガの最後部分をご覧ください。
それでは今月の内容も、ぜひ最後までお楽しみください!
>>>CONTENTS>>>
【1】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
【2】PHJの素顔・・・・・・東京事務所スタッフ2名が登場
【3】海外駐在によるブログ更新・・カンボジア
【4】インターン生によるブログ更新
【5】いろいろな形で支援できます!
【1】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
《カンボジア》
▼安全なお産を応援するギフトセット配布開始
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_57
《ミャンマー》
▼助産診療センターの着工と母子保健ボランティアの育成開始
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_33
【2】PHJの素顔・・・・・・東京事務所スタッフ2名が登場
今月は募金部の2名をインターンさんがインタビューしました。
▼募金部/東日本大震災支援 横尾勝
http://www.ph-japan.org/about_staff_yokoomasaru
▼募金部 大河内恒
http://www.ph-japan.org/about_staff_ookouchihisashi
▼他の東京事務所スタッフは
http://www.ph-japan.org/about_staff
来月より海外の現地スタッフ素顔を掲載します!
【3】海外駐在によるブログ更新・・カンボジア
▼新年のご挨拶(カンボジア事務所)
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52237633.html
▼カンボジアの大家さんは親切
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52238101.html
【4】インターン生によるブログ更新
新しいパンフレットについて↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52238595.html
【5】いろいろな形で支援できます!
★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は50社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
★★gooddoのワンクリックでご支援を!
NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちし ています。!
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yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
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使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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お問い合わせやご感想など
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広報 南部 道子
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PHJスタッフインタビュー/カンボジア保健センターのビフォア・アフター

━━━━━━━━━━━ 2016年12月28日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJインターンの國井です。
2016年もあとわずか。
皆さんにとっての2016年はどんな年でしたか?
2016年はPHJにとって20周年を目前に控えた年。
感謝の集いを開催しました。
今年最後のメルマガですが、
新企画が始まります。
PHJの事務所で働く人や雰囲気を
お伝えしていくインタビュー記事です。
今月は東京事務所スタッフが4人登場!
ぜひ最後までお読みいただき、
良いお年をお迎えください。
本年もご支援ありがとうございました。
>>>CONTENTS>>>
【1】Topics ・・・・・・・新企画!PHJの素顔のご紹介
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
【3】国内活動レポート・・・熊本地震医療支援のご報告
【4】今月の東京事務所・・カレンダー立ち募金に行ってきました
【5】いろいろな形で支援できます!
【1】Topics ・・・・・・・新企画!PHJで働く顔をご紹介
来年で20周年を迎えるPHJですが
タイ事業の現地移管など節目の年にもなりました。
活動地は少なくなる分、
各活動をより深く、質の高いものにしていける力や可能性が広がります。
そんなPHJの成長をこれからも皆様に見守り応援していただくために
活動だけでなく
PHJで働く人も知ってもらいたい、ということで
毎月スタッフのインタビュー記事を更新していくことにしました。
今月ご紹介するのは東京事務所で働く4人。
インターン生にインタビューしていただき、
文章にまとめていただいています。↓
http://www.ph-japan.org/about_staff
【スタッフインタビュー】の下の名前をクリックしてください。
来月も順次アップしていきます。 (PHJ広報 南部)
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
《カンボジア》
老朽化や立地などにより危険な状態の保健センターを補修し、安心快適に。
▼保健センターのビフォーアフターはこちら。
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_55
《ミャンマー》
▼助産師さんのスキルチェックを行いました
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_32
【3】国内活動レポート・・・熊本地震医療支援募金のご報告
12月28日をもって熊本地震医療支援募金を終了いたします。
寄付総額は16,92万1,482円(2016年4月25日~2016年12月28日)
となりました。皆様のあたたかいご支援、心より感謝申し上げます。
本募金で支援した病院の総数は熊本県と大分県の59病院となります。
具体的な支援内容については詳細な情報が入り次第、ご報告してまいります。
【4】今月の東京事務所・・カレンダー立ち募金に行ってきました
毎年恒例の企業内での立ち募金の様子をインターンさんに
書いてもらいました。
▼スタッフブログ
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52237054.html
【5】いろいろな形で支援できます!
★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は50社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
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NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちし ています。!
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yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
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★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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お問い合わせやご感想など
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
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健康とコミュニティ/カンボジア助産師の能力強化

━━━━━━━━━━━ 2016年11月30日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJインターンの佐藤です。
早いもので11月も終わりが近づき、12月に入りますね。
今年もあと1か月!みなさんやり残したことはないですか??
晴れ晴れしい気持ちで2017年を迎えるべく、
PHJは残りの1か月も最後まで元気に活動していきます!!
たくさん食べてたくさん寝て、手洗いうがいもしっかりして、
インフルエンザに負けないようにしていきましょう!
そしてそして、2017年のカレンダー募金もまだまだ受け付けております!
私のお気に入りはタイの子が描いてくれた1月の絵。
4匹のカラフルなねずみたちが寄り添う姿、とても可愛いです。
年明けの準備としてチャリティーカレンダーはいかがでしょうか。
詳細はこちらをご覧ください
http://www.ph-japan.org/support_calender
それでは、今月のお知らせです!
===CONTENTS=========
【1】Topics ・・・・・・・・・・・コミュニティと健康
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
【3】国内活動レポート・・・東日本大震災の支援
【4】今月の東京事務所・・むさしの国際協力祭りに参加しました
【5】12/12のUHC・デーにパートナーとして参加!
【6】いろいろな形で支援できます!
【1】Topics ・・・コミュニティと健康
PHJは東南アジアの支援とともに
東日本大震災の支援も行っています。
PHJスタッフの横尾が
東日本大震災の支援の調査のために、
11月初めに石巻と気仙沼を訪問しました。
(下記の国内活動レポートをご覧ください)
東日本大震災から5年半がたち、
被災地の課題は刻々と変化しています。
様々な状況の変化により震災以来築き上げてきた
仮設住宅のコミュニティがバラバラになり、
体調を崩す入居者が増えているそうです。
このような状況に対し自治体は
包括的な支援を始めようとしています。
PHJの東南アジアでの母子のケアも、
現地の人とつながりながら
地域全体の包括支援を行っていますが、
医療や健康はコミュニティと切っても切り離せない関係にあるのだと、
改めて感じました。一時的な支援や物資の支援だけではなく、
継続的かつ包括的な支援の必要性を感じる今回の訪問でした。
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
《カンボジア》
1年しか助産教育を受けておらず臨床経験の少ない
准助産師向けに能力強化トレーニングをしました。
▼トレーニングの様子はこちら
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_54
《ミャンマー》
産前の教育を4つの村で実施しました。
▼教育の様子はこちら
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_31
【3】国内活動レポート・・・東日本大震災支援
《東日本大震災支援》
石巻、気仙沼を訪問した記録です。新たな課題がみえてきました。
▼訪問の様子はこちら
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54685164.html
【4】今月の東京事務所・・・・・むさしの国際協力祭りに参加しました
PHJは今年もむさしの国際協力祭りに出展。
インターンの國井さんがカンボジアの友人に
協力してもらい、多言語紙芝居にクメール語で
参加しました。
ポーランド語、フランス語、ロシア語、英語、
韓国語、などまさに多様な言語で楽しむ紙芝居!
会場は大いに盛り上がりました。
▼当日の様子はこちら
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52235544.html
【5】12/12のUHC・デーにパートナーとして参加!
12月12日は、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)・デー」
誰もが、どこでも、お金に困ることなく、自分の必要な質の良い保健・医療サービスを受けられる状態を実現するよう世界に呼びかける日です。PHJはこのUHCデーのパートナーとして参加しています。
▼UHCデーのWEBサイト
http://uhcday.jp/
【6】いろいろな形で支援できます!
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http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
★★Tポイントカードやクレジットカードで寄付〈yahoo!ネット募金〉
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
----------------------------------------------
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
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国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
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URL: http://www.ph-japan.org
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支援事例:田辺三菱製薬株式会社

インドネシア 地域保健センターの建築支援(2013~2015)

インドネシア農村部では社会インフラや地域医療が遅れているため、乳幼児死亡率や妊産婦死亡率が高くなっています。このような状況を改善するため、田辺三菱製薬は2013年にPHJが実施しているインドネシアの地域保健改善事業を支援することを決めました。対象地はバンタン州セラン県ティルタヤサ自治区 スジュン村とし、第一ステップとして地域保健センターを建築しました。このセンターは2013年7月に完成し、運営を開始しました。10月8日のセンターの開所式と看板の序幕がティルタヤサ自治区の代表やタナベ・インドネシアの社長および社員参列のもとに和やかに開催されました。

開設された地域保健センター
(開設された地域保健センター)
開所式に参列したTanabe Indonesia社長と助産師他
(開所式に参列したTanabe Indonesia社長と助産師他)

地域保健センターの利用率

2013年7月から12月までにセンターは一般診療400件、妊婦健診108件、出産20件、避妊処置86件、予防接種46件で利用されました。
2014年には助産師が常駐していない時期があったものの、月平均1件以上の出産に利用されました。2015年1月から10月までの利用は一般診療227件、妊婦健診295件、出産10件、病院への転送16件でした。

地域保健センターでの母子保健教育

妊婦や母親への保健指導は重要で、スジュン村では毎月助産師による妊婦教室(写真下)が開催されています。妊婦教室へ参加した妊婦さんたちは「家からも近く、助産師さんが親切で知識もあり、妊娠について学べてうれしいです。他の妊婦さんたちと話ができるのもよいですね。妊婦の栄養などについても学ぶことができました」と話していました。

妊婦教室
(妊婦教室)
診察に来た親子に問診を行う助産師
(診察に来た親子に問診を行う助産師)

地域保健センターで出産した母親(ヤンティさん)の話

センターで出産したのはいつも家に来てくれている助産師さんがいるからです。出産までいろいろアドバイスをくれました。設備も整っていて、助産師さんがいろいろチェックしてくれました。安心して出産できました。出産後もビタミン剤の処方、カウンセリング、子供の予防接種などで相談しました。

整頓され機能的に使われている診察室
(整頓され機能的に使われている診察室)
ヤンティさん親子
(ヤンティさん親子)

助産診療センターの着工と母子保健ボランティア育成開始

【ミャイエ村 助産診療センターの着工】
ミャイエ村でいよいよ、助産診療センターの建築工事が始まりました。支援対象地域のミャイエ村では、助産診療センターの建物がないため、助産師さんの自宅での診療が行われています。
そこで、衛生的な施設での診療や健診、分娩が行えるようPHJでは助産診療センターを建築することにしました。

建築にあたっては、建築運営委員会を作り、村の人々が中心になって運営を行っています。

※助産診療センターとは
ミャンマーでは、村の人たちが病気やケガをしたり、妊婦健診や産後検診を受ける際には助産診療センターという村にある一次医療を提供する保健施設で助産師さんによる診療が行われています。
つまりミャンマーの村で働いている助産師さんは、妊婦のケアだけではなく、風邪や軽いケガなどの一般的な診療も行わなければなりません。
【ミャイエ村 母子保健教育のための母子保健ボランティアの育成】
ミャイエ村では助産診療センター建築と同時に、村で母子保健教育を行うための母子保健ボランティアの育成も始めました。ミャイエ村は市街地からとても離れた地域のため、出産に関する正しい知識を得られる機会が少ないのが現状です。母子保健ボランティアが、自分たちの住んでいる地域で母子保健教育を行い、多くの女性が出産に関する正しい知識を得られるようPHJはサポートしています。

母子保健ボランティアのトレーニングの様子

楽しく、気合も十分なボランティアさん達。

安全なお産を応援するギフトセットを配布開始

保健センターや医療機関での定期的な妊婦健診や分娩、産後検診を奨励し、安全なお産を少しでも増やすため、
妊産婦さんへのギフトセット配布を1月よりスタートしています。
ギフトセットは2セットあり、妊婦健診・分娩奨励用と、産後検診・家族計画奨励用となります。
産前の検診や産後のケアや家族計画は、次のお産や今後のお母さんの健康にも大きく関係します。
奨励用のギフトセットは事前に購入し、各保健センターで配布してもらうためにまとまった個数を渡しに行きました。


さらに、地域住民に対してもポスターを使って奨励セットについて説明し、保健センターや医療機関での妊婦健診、分娩、産後検診をすすめています。

さて、今後保健センターでの健診、出産、産後の検診が一気に増えることを期待します。
こちらの活動については2月中旬より日本の皆様からの支援を募る予定です。

専門家による保健行政区の評価と計画策定

ストゥントロン保健行政区による母子保健事業活動の評価と
2017年の活動計画策定のため、2016 年12月末に
国際保健の専門家である岡本美代子先生(順天堂大学 医療看護学部 大学院 医療看護研究科)を招き、
3日間かけてワークショップを実施しました。
保健行政区からは、保健行政区長、副行政区長、母子保健担当、結核担当が参加し、
PHJスタッフは現地スタッフ6名と駐在スタッフ3名が参加しました。
他の保健行政区の視察、成功事例やマネジメントの講義、それらを踏まえた
活動の振り返りと年間計画の見直しと再構築を行いました。

(チョンプレイ保健行政区を視察。その地域の母子保健の問題点とそれに対してどのような手段で問題解決を図ったか、事例を共有しました。)

(他の保健行政区、保健センター見学を通して得られたことを整理)
段階的できめ細かなワークショップにより参加者の理解が深まり、
保健行政区側も積極的に発言をしていました。
今回のワークショップの内容や学びを今後の活動に
活かしたいという前向きな意見も見られ、
2017年の保健行政区の活動が良いスタートを切ることができたのでは
ないでしょうか。

azbilみつばち倶楽部様より2016年度もご支援をいただきました

アズビル株式会社をはじめとするazbilグループの有志社員・役員が参加する自主的社会貢献プログラム「「azbil みつばち倶楽部」より、2016年度の支援先の一つとして、ピープルズ・ホープ・ジャパンの活動を選んでいただきました。
2013年より4年続いて,公益財団法人パブリックリソース財団が運営する寄付サイトGiveOneを通じて10万円が送られました。
下記がアズビル株式会社の2016年10月12日のニュースリリースです。
「azbil みつばち倶楽部、社会福祉団体などに663万円の支援を決定
http://www.azbil.com/jp/csr/contribution-to-society/mitsubachi.html
azbilグループ社員の皆様のあたたかいご支援に、ピープルズ・ホープ・ジャパンのスタッフ一同心より感謝いたしております。
頂いたご寄付は私たちの活動に有効に使わせていただきます。

助産師のスキルチェックを行いました。

現地の母子保健状況を把握する一つの目安として、
助産師のスキルチェックを
2つの助産診療センターにて行いました。
チェックの対象となったのは14名の正助産師さん。
赤いロンジーをはいた助産師さんが、産前健診・産後健診で診るべきポイントや検査がきちんとできているかを
タウンシップの保健婦長が評価しました。


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