「武蔵野4時間リレーマラソン&Gフェス」に出展します

武蔵野の国際交流を目的に、3/19(土)「第1回 武蔵野4時間インターナショナル・リレーマラソン2016&武蔵野Gフェス(グローバルフェスティバル)」が武蔵野陸上競技場で開催されます。
留学生や日本で働く外国人の方も参加可能なリレーマラソンの他、Gフェスのイベントでは、大道芸や民族舞踊などのパフォーマンス、国際交流運動会、異文化体験コーナー、観光情報の紹介などの展示の部があり、マラソンに参加しない人も楽しみながら国際交流ができるイベントです。PHJは展示の部で活動紹介ブースを設置する予定です。みなさんぜひご参加&遊びにいらしてください。
大会公式HP:http://musashino-4hr.com


中国大道芸(イメージ画像)
 

サブセンターの建築を開始

11月初旬、二つのサブセンター建設に必要な建築許可を取得することができました。
建築会社との契約および、建築開始に関わるセレモニーと、それに関わる細かな打ち合わせを各村で行い、建築を開始しました。3月末の完成に間に合わせるべく、建築状況のモニタリングや建築運営委員会の組織等を含めた進捗管理を進めていきます。

建築開始に伴う式典の様子

建築現場にて

資材運び込みの様子

5省で771名が自己触診研修に参加

2013年より5省を対象に自己触診研修を実施。11月は5回の研修を行い、771名が参加しました。
各対象地域1,000名(30-70歳)の目標ですが、現段階で地域によって達成度に大きな差異が出ています。
タイ・グエン省:840名
ハイ・フォン省:2230名
フン・イエン省:1370名
ハ・ナム省:800名
ナム・ディン省:720名
まもなく3年目を迎え、プロジェクトが終了となるので、未達の地域については参加促進を働きかける予定です。
また、2016年1月には最終報告会議が開催され、現地の提携先であるVWU(ベトナムウイメンズユニオン)は当プロジェクトを活動の一環として取り組む旨を宣言する予定です。

自己触診の方法を参加者全員で学ぶ

寄贈された乳房モデルを使って触診の体験を行う

乳がんについての知識を広め、予防活動を推進

移動検診車でのHIV抗体検査を実施

2015年11月に、支援対象の高等専門学校のうち4校で、移動検診車を用いてのHIV抗体検査を実施しました。男子学生80名、女子学生59名の計139名が検査を受け、そのうち1名の女子学生が陽性の結果となり、今後、医療機関で再確認検査を受ける予定です。生徒たちは自ら検査を受けたことで、HIVエイズに対して問題意識を持つ機会にもなったことでしょう。プロジェクト対象の高専6校のうち、残り2校においても、11月中にHIV検査を実施していきます。

生徒間でHIVエイズの知識を確認

移動検診車による検診では1名ずつ慎重に検査を行う

教育プログラムや検査を通して予防の活動が広がる

保健センターの機能強化活動に成果

コンポンチャム州での3年事業は、10月に1年目が終了しました。1年目に展開した活動の1つ「保健施設の機能強化活動」においては、毎月保健ボランティア会議を開催し、保健センターと村との協働を目的に、村の保健ボランティアや保健センタースタッフ間で保健に関する問題を共有したり、保健センターのサービス改善のための話し合いを行いました。
また、PHJとして初めての取り組みとなる保健行政区スタッフによる保健センターに対する訪問指導を実施し、保健センターの衛生環境改善や、保健センタースタッフがきちんと白衣を着て時間通りに出勤する等、規律面においても改善が見られました。1年目はPHJスタッフが活動を主導してきましたが、2年目からは保健行政区スタッフや保健センター長が活動を主導する形を目指して行きたいと考えています。

保健ボランティア会議の様子

保健センターでの訪問指導の様子

第52回運営委員会を開催しました

2015年11月25日(水)、東京・水道橋にある全日本病院協会の会議室にて、PHJの第52回運営委員会を開催しました。※
2016年度に就任された委員2名を含む8名の運営委員とオブザーバー1名・PHJスタッフ16名が出席。
インドネシア、カンボジア、ミャンマー事務所長からの活動報告、タイ・ベトナム活動報告について、運営委員から活動内容について質問やアドバイスを頂き、活発な意見交換ができました。
東日本大震災復興支援、自販機での寄付、カレンダー募金についても報告されました。
*PHJの運営委員会は年2回 5月と11月に開催し、理事会・総会は8月に開催しています。

病院スタッフ、支援を受けている親子とのミーティング

障がい児のリハビリや治療を行っているサンサイ病院において、作業療法士や栄養士などの病院スタッフと、PHJタイ・スタッフ、リハビリに通う8名の児童の家族が参加してミーティングを行いました。
始めに、作業療法士がリハビリのためのおもちゃについて、それぞれの子供の家庭で使えるように適切な指導をしました。その後、栄養士は栄養面について、それぞれの両親に必要な知識をアドバイスしました。また、栄養面で子供たちに適切な食事が用意できるよう、親のためのQ&Aセッションも行いました。両親が自宅で、子供のために用意できる多数の栄養食品ついて学ぶ機会となりました。

栄養面からのリハビリのフォローについて両親に話す栄養士

リハビリのグループワークに参加した親子

保健行政区のモニタリング評価ワークショップを開催

保健行政区事務所にて、第1期のモニタリング評価ワークショップを開催。保健行政区から3名、3モデル保健センターから5名の計8名が参加しました。本ワークショップの目的は、これまで一年間の活動と成果を保健行政区及び保健センターに報告・共有し、第2期の活動をより良いものにするため、参加者からフィードバックをもらうことにあります。活動毎の指標や事業の進捗、成果を確認し、積極的な意見交換が行われました。特に第2期の活動について参加者の希望を聞けたことは、今後事業を進めていく上で参考になりました。また、更新したPDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス)を共有することもできました。
本ワークショップの最後に副保健行政区長より、これまで1年間のPHJの支援に対する感謝の意を伝えられました。また、これからも関係者と協力しながら、良い事業を実施してほしいと激励いただきました。

モニタリング評価ワークショップで話し合いをリードするPHJ現地スタッフ(写真中央の立った女性)

モニタリング評価ワークショップで真剣に話に聞き入る参加者

サブセンター予定地2村を訪問

10月中旬、サブセンター(助産診療所)の建築予定地であるカンター村(Kantar)を訪問。現在、助産師の住宅兼診療所として使われている建物では、村長はじめ村人たち20名近くが集まって歓迎してくれました。建物の中はベッドが2台あるだけで医療器具は見当たらず、電気もあるのかないのかわからない状態。お産の際は、助産師がその家に出向いて介助しているようです。サプセンターができれば、妊婦は診察を受けることができ、お産も安心してできるようになります。
もう一つのサブセンター建築予定地のアレージョン村(AlerKyun)は、中心部から2時間程の遠隔地にあります。村の入り口にある川は前日の大雨で増水したため、車で渡れずに歩いて行きました。生活の源である水は、共同の井戸に汲みに行くスタイル。新しいサブセンターは隣の村につづくメイン道路沿いに建てられるため、隣町からも利用しにくる人々が見込まれます。
村人の助産施設として機能する、新しいサブセンターの完成が待ち望まれます。

前日の大雨で川は増水。車では橋は渡れない

電気も水道もないが、一部ソーラー発電あり

助産師の自宅兼診療所


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