緊急トリアージの研修

8月29日から3日間、緊急トリアージの研修を、16の保健センター、4保健行政区、郡病院のスタッフを対象に行いました。講師となったのは保健省の職員、国立小児病院医師、州保健局母子保健部長、州病院小児医師です。

以前、緊急にケアが必要な子どもを村から保健センターに搬送する手順書と仕組みを導入したところ、村から保健センターへの搬送件数が増加しました。

しかし、重病の子どもの緊急な対応や保健センターから郡病院への緊急搬送の判断について適切な知識を持っているスタッフがほとんどおらず、対応が間に合っていないことが判明しました。
そのため、保健センタースタッフ及び郡病院スタッフの緊急対応能力を向上するため研修が実施されました。

保健センタースタッフと郡病院スタッフの緊急トリアージの評価能力が向上し、村・保健センター・郡病院 の切れ目のない連携が促進されることを期待しています。

【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】

2022年7月号:人財募集:正規職員1名募集・東京本部の海外事業支援部/カンボジア:活動のモニタリングと評価

いつもご支援ありがとうございます。
PHJ広報の南部です。

日本は梅雨が明けて
暑い夏が始まりました。

カンボジアは現在雨季のシーズン。
駐在員の話では
毎日ちょうど仕事が終わるころに
豪雨に見舞われるとのこと。

カンボジア事務所の現地スタッフ達は
激しい雨も物ともせず淡々と帰路にむかうそうです。

洪水になっても道路が水没しても
農村地の人は
漁を楽しんだり、子どもたちは泳いだり
しているという話も聞きました。

1年のうちおよそ半分が雨季というこの国では
雨に対する感覚が違うようです。

それでは、
今月のお知らせです。
……………………………………………………
人財募集:(正規職員1名募集)東京本部の海外事業支援部
……………………………………………………

新規事業の開始に伴い、東京本部の海外事業支援部で海外事業担当として働く正規職員1名を募集します。
詳細はこちら↓
https://www.ph-japan.org/about/staff_recruitment/

……………………………………………………
カンボジア:活動のモニタリングと評価のワークショップ
……………………………………………………
事業を進めるうえで重要な現状把握や評価。
現地スタッフが主体となって活動のモニタリングと評価のワークショップを行っています。
模造紙に現在の事業の進捗状況や成果を記載し、課題があれば、その解決策を考えながら記載していきます。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_120

※ミャンマー事業について
2021年2月1日のミャンマーにおける国内情勢の急変により
2020年12月に開始した支援事業では計画された多くの活動の実施を見合わせていますが、
現地の状況を十分に把握したうえで、PHJにできる支援を行っています。

【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CD、書き損じハガキなどがPHJの寄付になります。
https://www.ph-japan.org/support/familiar/

○寄付型自販機をオフィスにおいて支援
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine

○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などinfo@ph-japan.org までお寄せください。

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発行者:特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン
代表 神谷 洋平
広報 南部 道子
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健康を守る情報共有の仕組みづくり

保健センターにて、保健ボランティアと母子保健ボランティアの合同会議が行われました。

互いに支え合うコミュニティを目指して、村での情報共有の仕組みづくりとその実践について話し合いが行われました。
カンボジアの農村地でも多くの地域住民がスマートフォンを手にしています。

情報共有の方法としては、Facebook やLINE、テレグラムといった多くの人が利用しているSNS を活用していくことが確認されたました。

一方でスマートフォンを所持していない家庭や、雨期や遠隔地で円滑な共有ができない状況などの問題やその場合の対応について多くの参加者から意見が出て、有意義な会議となりました。

【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】

2022年6月号:手軽で栄養満点阿離乳食の調理実習を実施!(カンボジア)

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PHJ広報の南部です。

「誰も取り残さない」社会、どうやって実現しますか?

今月発行のPHJニュースレター巻頭のテーマです。

「誰も取り残さない」はSDGsの理念としてうたわれていますが、
実はPHJがこれまで進めてきた
取り組みの中にはSDGsが国連で採択される前から
誰も取り残さないための工夫がちりばめられています。

病気やケガをしたら、病院に行くということが
日本では当たり前になっていますが、
ほかの国では物理的・社会/慣習的・経済的
な障壁があって病院に行かない、行けない、ことがあります。
こうした障壁をなくしていくための
取り組みを地道に進めています。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://ph-japan.org/web/wp-content/uploads/2022/06/phj_news_89_2022.pdf

それでは、
今月のお知らせです。

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カンボジア:新たに考案した離乳食の調理実習と実食
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5月の保健教育では保健や栄養に関する講義だけでなく調理実習も実施しました。
PHJカンボジア事務所で考案したレシピを活用して、
栄養豊富なおかゆの離乳食を作りました。

https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_119

※ミャンマー事業について
2021年2月1日のミャンマーにおける国内情勢の急変により
2020年12月に開始した支援事業では計画された多くの活動の実施を見合わせていますが、
現地の状況を十分に把握したうえで、PHJにできる支援を行っています。

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活動のモニタリングと評価のワークショップ

こちらはPHJカンボジア事務所。スタッフが床の上で模造紙を広げて行っている作業は、事業を進めるうえで重要な現状把握や評価。現地スタッフが主体となって活動のモニタリングと評価のワークショップを行っています。
模造紙に現在の事業の進捗状況や成果を記載し、課題があれば、その解決策を考えながら記載していきます。

このワークショップは年に二回実施していますが、今回の評価は比較的良いものでした。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で、保健教育や研修などの集会に対する規制があったことで活動そのものが実施できていませんでしたが、今年は活動はほぼ予定通りに実施されています。

現在新型コロナウイルス感染拡大が収まりつつあり、活動も制限なくできるようになりましたが、昨年の経験から、地域住民は習慣的に衛生に気を付けるようになっています。

この後、カウンターパートである保健行政区ともこの情報を共有しながらワークショップを行います。

事業もほぼ終盤となり今後は村での保健教育活動が中心となりますので、地域住民それぞれが自分の健康を守れるよう事業を進めます。
【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】

2022年5月号:カンボジア:医療スタッフの技術・知識の定着を目的とした栄養研修を開催

いつもご支援ありがとうございます。

PHJ広報の南部です。

先週末は小学生の子ども達の運動会。
応援しにきた親同士は
久しぶりの顔ぶれに自然と話が弾みます。
子ども達の様子や学校、先生のこと。
直接会って話すことで、ささいなことでもわからなかったことや
不安だったことなどが、明確になったり、解消されたりします。
こうした親とのつながりとは、暮らしていくなかで大切だと感じます。

PHJの活動であるカンボジアやミャンマーなどの農村地域での母子の
健康改善に、地域住民への保健教育は欠かせません。
各村で定期的にお母さんお父さんを集めて健康に関わる適切な
情報をボランティアさんが伝えます。
初めて子どもができるお母さんは、わからないことだらけ。
ボランティアさんや周りにいるお母さん達と情報交換をすることで、
人間関係が育まれ健やかな暮らしにつながるのでしょう。

コロナ禍ではこうした集まりが制限されたことで、改めて保健教育の
ような人々が集まる「場」の重要性を認識しました。

それでは、
今月のお知らせです。

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カンボジア:医療スタッフの技術・知識の定着を目的とした栄養研修を開催
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身体の発育が盛んな乳幼児時期の栄養の良否は、その後の成長・発育に
大きく影響します。?PHJの事業地では現地パートナーの要望から医療スタッフを
対象とした子どもの栄養研修が行われるようになりました。

https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_118

※ミャンマー事業について
2021年2月1日のミャンマーにおける国内情勢の急変により
2020年12月に開始した支援事業では計画された多くの活動の実施を
見合わせていますが、現地の状況を十分に把握したうえで、PHJにできる
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新たに考案した離乳食の調理実習と実食

事業地内の村で実施している保健教育。講義のあとはクイズを行うなどして知識の定着化を図っています。

5月の保健教育では保健や栄養に関する講義だけでなく調理実習も実施しました。 PHJカンボジア事務所で考案したレシピ
を活用して、栄養豊富なおかゆの離乳食を作りました。

ポイントは事業地内の畑の作物や市場など、身近で手に入りやすい食材を使うこと。また、作る手間を感じさせないよう離乳食と大人用の食事を同時に作れるよう工夫されています。



出来上がった離乳食を試食。赤ちゃんや子どもたちにも好評です。


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2022年4月号「SDGs Runners」にPHJの取り組みが掲載/クレジットカード決済にJCB,AMEX,ダイナースクラブが追加

いつもご支援ありがとうございます。

PHJ広報の南部です。

SDGsをテーマにした講義のご依頼が
数か月前に近隣の2つの中学校から立て続けにありました。

小学校は2020年度、中学校は2021年度、
そして高校では2022年度から、
「新学習指導要領」が全面実施されます。
今回の改訂で注目すべきは
「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されたこと。
つまり、SDGsの担い手を教育の現場から育成することを目指しているということです。

これからの子どもたちにとってのSDGsは
もっと当たり前で誰もが取り組んだり考えるべき課題になるのでしょう。
答えが一つではないような課題を考える力はどの世界で生きていくにも重要です。

PHJの現地の草の根の活動やその背景を、日本国内で伝え考えてもらうことも
大切な仕事だと感じます。

・PHJは教育機関だけでなく企業の方にもSDGsをテーマにした講義を行いますので、
お気軽にお問合せ下さい。
https://www.ph-japan.org/join/education/

・SDGs市民社会ネットワーク「SDGs Runners」にPHJの取り組みが掲載されました。
https://www.sdgs-japan.net/single-post/sdgsrunners_phj

それでは、
今月のお知らせです。
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: 1 : クレジットカードによる寄付にJCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブも利用可
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PHJへのネット上でのご寄付や会費のお支払いに便利なクレジットカード決済。
これまでVISA、MASTERのみの対応でしたが、このたびJCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブをご利用の方も対応できるようになりました。
幅広い皆様にご支援いただければと思います。
https://www.ph-japan.org/support/

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: 2 : カンボジア:多忙なお母さんにやさしい栄養満点の離乳食とは
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栄養教育の一環として離乳食のレシピの開発を行いました。
離乳食の作り手となる村のお母さんは家事や畑仕事と多忙なので、食材は身の回りで手に入るもので、かつ、離乳食をつくる手間を感じさせない工夫が必要です。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_117

※ミャンマー事業について
2021年2月1日のミャンマーにおける国内情勢の急変により
2020年12月に開始した支援事業では計画された多くの活動の実施を見合わせていますが、
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【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
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○寄付型自販機をオフィスにおいて支援
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
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○Tポイントカードやクレしたトカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
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