【訃報のお知らせ】

 当団体の代表 木村敏雄は、平成26年5月30日(金)に、永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでご通知いたします。

訃報の概要
(1)逝去日 : 平成26年5月30日(金)
(2)氏    名 : 木村 敏雄(きむら としお) 享年64歳 
(3)葬儀は近親者のみにて営まれました

平成26年6月4日

以上

衛生推進活動をすすめて

母子保健改善教育の一環である水と衛生の推進活動では、
モデルとなる4村を選定し、トイレ建設などを含めた衛生教育を実施しました。

1村につき15世帯、計60世帯でのトイレ建設が完了しました。
またトイレ使用のモニタリング(流す用の水の有無、清潔さや掃除用具の有無)を毎月実施しています。

Mercy Relief 石関さんがPHJ事務所を訪問

5月27日、Mercy Relief の石関さんが来日し、PHJ事務所にも立ち寄ってくださいました。
Mercy Reliefの紹介をはじめ、支援活動の内容についても話してくださいました。

石関さんは台風が到来した一か月後に被災地へ赴いたとのことでしたが、
道路の脇などに簡易のお墓がつくられており、同じファミリーネームの
お墓がいくつもあって、そのお墓の前に男の子が一人呆然と佇んでいて、
胸が痛かった――など、被災地の悲惨な状況を目の当たりにされたようでした。

現在は復興のため就業支援などを続けているとのこと。
マーシーリリーフのフィリピン台風緊急支援募金のレポートはこちら
現地で実際に支援活動を行った人から
直接話をきける貴重な時間となりました。
以前PHJで働かれていた石関さんですが、
緊急人道支援団体に所属したことで、
いつでも被災地への出動が命ぜられる可能性を
はらむ大変な日々を過ごしています。
とはいえ、団体の活動を活き活きと話す石関さんは
充実しているように見えました。
これからも頑張っていただきたいと思います!
なかなかないチャンスですので、貴重な時間となりました。

地域で順調に検診推進中

当初はベトナム北部を中心に活動していた検診事業ですがさらに他の地域でも活動を進めています。
4月はハ・ナム省で2回、フン・イエン省で2回、ハイフォン市で7回、一般女性を集め合計11回を実施しました。

(上写真はフン・イエン省)
ナム・ディン省ではトレーナーのためのトレーニング。トレーニングではベトナムウイメンズユニオンのオンさん(昨年来日)がトレーナーへの指導を実施しました。

4歳の男の子が手術を受けました

チェンマイ大学病院で一人の男の子の心臓病手術を行いました。
男の子は4歳でハー君といます。
彼は生まれながらにダウン症と心臓病を抱えています。
両親は農家でひと月1万円程度しか稼ぐことできません。
そこでPHJの小児先天性心臓病支援プログラムを利用し、
手術費用のサポートを受け、手術を受けることができました!

術後の経過観察のために家庭訪問を実施する予定です。

衛生環境の改善へ向けた調査

現在支援している地域であるインドネシア バンタン州の生活衛生環境ランクは34州中29位。つまりワースト5位。とのことです。
たとえば水。写真のような濁った川で洗い物、お風呂、トイレまで済ませてしまう、といった状況が見受けられます。

村のあちこちにゴミ捨て場が点在し、ゴミ処理がきちんとなされていないようです。

こうした環境を少しでも改善するためさらに調査を進めながらPHJでは衛生教育を開始する、予定です。

2014 03月号 カンボジアで日本の被災地について考える

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
            
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース03月号 3/28
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ご支援者のみなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
3月はスタディツアーが開催されたり、
インドネシアの地域保健センターが完成したり、
新しいニュースが続々です。
ぜひ最後まで読んでください。
◆◆□メールニュースの目次□◆◆
1】今月のトピック・・・カンボジアで日本の被災地について考える
2】海外/国内活動レポート
    ★日本:気仙沼の医療機関へ医療機器等を寄贈しました
  ★カンボジア:スタツア参加者が村の活動に参加しました
    ★インドネシア:地域保健センターが完成!竣工式が行われました
    ★タイ:移動検診車でHIVと性感染症の検査をしました
3】フィリピン台風緊急支援募金:Mercy Reliefと現地NGOからのお礼
■◇———————————————————————◇■
1】今月のトピック・・・カンボジアで日本の被災地について考える
「友人のお父さんが孤独死したり、仮設住宅などでもアル中の人が増加したり、
被災地ではまだまだ問題を抱えています。」
こんな話を聞いたのはカンボジアスタディツアーでバスの中。
話してくださったのは、ツアーに参加してくれた
気仙沼で働く看護師さんでした。
2月末から8日間のPHJカンボジアスタディツアーに同行しましたが、
インフラの整っていないカンボジアの農村を見ながら、
なぜか東日本大震災の被災地のことも考えてしまいました。
東京でも計画停電などがあったときは、途上国を思いだし、
インフラの大切さをしみじみと感じたものです。
震災から3年。カンボジアで滞在中のホテルで停電になったときに、
自分自身が震災直後に感じた、あの、謙虚な気持ちが薄れている、
とはっとしました。
PHJが行っている途上国では母子保健分野の教育活動、被災地では
医療機関の復興支援。どちらも継続的な支援が必要とされていますが、
理解されにくく、忘れ去られやすいのが現実です。
途上国、被災地、支援者をつなぐPHJのスタッフとして
それぞれが変化していく状況のなかで
みなさんに気づいて共感してもらうために
何をすべきか、そんなことを考えさせられた8日間でした。
さまざまな「気づき」や「発見」がある
PHJカンボジアのスタディツアーの報告は下記より
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52163095.html
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2】海外/国内活動レポート
     ★日本:気仙沼の医療機関へ医療機器等を寄贈しました
     【ブログ】
     http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54114953.html
     
     ★カンボジア:スタツア参加者が村の活動に参加しました
     http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_20
     【映像】スタツア参加者が衛生教育「うがい」の提案!
     https://www.youtube.com/watch?v=GSTr4G1Q5dk
     ★インドネシア:地域保健センターが完成!竣工式が行われました
     http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_13
     ★タイ:移動検診車でHIVと性感染症の検査をしました
     http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_06
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3】フィリピン台風緊急支援募金:Mercy Reliefと現地NGOからのお礼
http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report8
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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  国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
  代表 木村 敏雄
  広報 南部 道子
  〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
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2014年02月号 HIV/AIDS予防のピアエデュケーターは高就職率!?

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
            
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース02月号 2014/02/20
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ご支援者のみなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
今月は東京でも大雪が降ったり、
テレビではオリンピックの映像が流れたりと、
目に映るものは雪ばかり。
打って変わって
23日からはスタディツアーのために
乾期のカンボジアの農村を巡ってきます。
来月はこのスタディツアーで
私の目に映ったものを報告いたします。
◆◆□メールニュースの目次□◆◆
1】今月のトピック・・・HIV/AIDS予防のピアエデュケーターは高就職率!?
2】海外/国内活動レポート
    ★カンボジア:妊産婦搬送用トゥクトゥクが寄贈されました
    ★インドネシア:子沢山が良いとされる地域で
    ★タイ:小児先天性心臓病疾患支援で看護師がトレーニング受講
3】動画でのインドネシアの活動のご紹介
■◇———————————————————————◇■
1】今月のトピック
1月にPHJ東京事務所の中田が海外拠点を訪問。タイでも実施事業を
視察しました。HIV/AIDS予防教育ではピア教育を見学し、ピアエデュケーターが
大勢の学生の前で楽しい話題で関心を集めながら、伝えるべき知識についてきちんと話す—
そのコミュニケーション能力の高さには目を見張るものがありました。
そこで ピアエデュケーターへのインタビューを行い、ピア教育で培われるリーダー
としての資質について話してもらいました。
ピアエデュケーターは「思考・実行・表現する勇気」がついたとのこと。
HIV/AIDS予防は性教育も絡み、センシティブなテーマなだけに、教える側は正しい知識を
持つだけでなく、 伝える力も問われます。学生同士であっても、唐突にHIV/AIDSの話を
するのではなく、一般的な話題から入る、相手の反応を見る、時間をかけて信頼関係を
構築する、など、社会人でも難しいコミュニケーションの課題に取り組んでいることが
わかりました。
ピアエデュケーターの就職率が良いとのことですが、納得できますよね。
活動の様子はこちら↓
http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_05
—————————————————————————-
2】海外活動レポート
    ★カンボジア:妊産婦搬送用トゥクトゥクが寄贈されました
     http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_19
    ★インドネシア:子沢山が良いとされる地域で
     http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_12
    ★タイ:小児先天性心臓病疾患支援で看護師がトレーニング受講
     http://www.ph-japan.org/program_thai_pediatricdisease_06
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3】動画でのインドネシアの活動のご紹介
 昨年11月に撮影した栄養改善教育などに関する映像をまとめています。
      http://www.ph-japan.org/program_indonesia_nutrition_09
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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