看護師がトレーニングを受講


バンコクで開かれた「心臓病を患う新生児のケア」3日間の講座を
チェンマイ大学病院の看護師3名が受講しました。
このトレーニングは新生児によく見られる心臓疾患の知識を醸成するだけでなく、治療に向けたより効果的な分析や処置などに役立ちます。
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子沢山が良いとされる地域で・・・

月一回の母子保健教育では妊娠全般・出産、家族計画・避妊をテーマに話が行われました。
「子沢山は幸運を招く」といった古くからの言い伝えがいまだに信じられている地域であるがゆえに、家族計画、避妊のすすめ、は継続して伝えていかなければならないことなのです。

妊娠すると動かなくなったりするため、母子保健教育の際には積極的に妊婦のためのストレッチを取り入れて、体を動かすことをすすめています。

お腹の大きくなった妊婦さんへの寝る姿勢を指導。仰向けに寝ると血行が悪くなったりすることもあるため、横向きになって足にクッションを当てて寝ると良いとされています。下の写真をクリックすると動画を見れます。

ティポー保健センターに救急搬送用トゥクトゥクが寄贈されました。

ティポー保健センターに大塚製薬株式会社より救急搬送用トゥクトゥクが寄贈されました。
嬉しそうに車両内に座っているのは、保健センター長や助産師さん。

車両の側面には妊婦さんや急病人などに使用する、といった目的が書かれています。

車両のお浄めも行いました。

新車両を迎えて村の住民も集まりました。

安全なお産のために走り回ってほしいですね。

技術系高等専門学校でのピア教育視察

1月にPHJスタッフの中田が、タイの活動を視察しました。技術系の専門学校で実施しているHIV/AIDS予防のピア教育を見学。
大学生のピアエデュケーターがアイスブレイクで学生たちの関心を集めたり、制作した映像を利用して笑いをとったりと、場を和ませてから、HIV/AIDSや性に関する知識を学ぶといった流れで活動が行われていました。
初めてのピア教育だったにも関わらず、司会役の学生が自然なやりとりで笑いをとったり、大いに盛り上がったそうです。
タイ人が人前で話すことが上手、ということもあるとは思いますが、
HIV/AIDSのピア教育がこうしたコミュニケーション能力を培ったり、
発揮したりする場ともなることは注目すべき点でしょう。

上の写真は思春期の体の変化を描いて発表しているところ。

2014年1月号 中学校で国際理解教育

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
            
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース1月号 2014/1/31
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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みなさま、こんにちは。
PHJのメールニュース担当の南部です。
新しい年が始まり、
すでに1か月がたとうとしています。
日本ではインフルエンザが広がり
子供を持つPHJスタッフは
戦々恐々としています。
手洗いやうがいなどの基本的な予防が
重要であることに改めて気づきます。
医療環境が整っていない
カンボジアやインドネシアなどでは
ヘルスケアが必要不可欠。
PHJの教育活動が根付くように
これからも続けていきます。
◆◆INDEX◆◆
1】今月のトピック:中学校で国際理解教育
2】海外活動レポート
    ★インドネシア:建設中の地域保健センターのプロモーション
    ★カンボジア:母子保健ボランティア、トレーニングの成果は
    ★タイ:HOPEパートナーに衛生教育    
    
3】フィリピン台風緊急支援・現在の募金額
被災地に送ったソーラーライトシステムが到着
4】2013年インターン生が終了
2013年夏よりインターン生としてPHJで働いていてくださった原田さんが12月にインターンを終了しました。
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1】今月のトピック:中学校で国際理解教育
PHJスタッフの中田が武蔵野市の中学校で国際理解教育の一環としてカンボジアを
テーマに話をしてきました。対象は中学校1年生。
授業ではそもそもカンボジアとは・・という話をしたあと、メインは出産で死んで
しまうお母さんの話です。お産が死につながる、というストーリーは印象的だった
らしく、おどろいた、なんとかしたい、という項目を授業後のアンケートで
○をつける生徒が何人も見受けられました。
イベントなどで参加してくださるのはたいてい大学生以上の方ばかりなので、
こうした中学生の素直な反応というのは新鮮でした。
こうした若い世代にテレビやインターネットからではなくNGOなどで現地で働いた
人自身がフィルターを通さずにその国の実情をしっかりと伝えていく。それは
世界に関心の目を向けたり、自分の将来の仕事を考える貴重な機会になるのでは
と思います。
実際に授業で話をした中田の報告はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52158019.html
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2】海外活動レポート
★インドネシア:建設中の地域保健センターのプロモーション
    新しく地域保健センターを建設しています。完成後、きちんと
    利用されるセンターになるには?
    http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_11
    ★カンボジア:母子保健ボランティア、トレーニングの成果は?
    http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_18
    ★タイ:HOPEパートナーに衛生教育
    http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_07
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3】フィリピン台風緊急支援・現在の募金額
  
  被災地にソーラーライトがとどきました!
  http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report7
  
  募金については2014年1月31日、現在で1,342,500円が集まっています。
  ご協力ありがとうございます。なお募金期間は2014年4月30日までとなります。
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4】2013年インターン生が終了
2013年夏よりインターン生としてPHJで働いていてくれていた原田晃帆さんが12月
いっぱいでインターン研修を終了しました。おもに広報のサポートとして働いてくだ
さった原田さんですが、イベントの企画から運営までさまざまな分野で力を発揮!
PHJとしても学生さんからの意見をうかがえるよい機会になりました。
原田さん、お疲れ様!
下記が原田さんのコメントになります。
http://www.ph-japan.org/whatsnew_20140131
いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
◆メール配信対象
 メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJ運営委員の方々、
 およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
◆メール配信解除
 メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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  発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
  国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
  代表 木村 敏雄
  広報 南部 道子
  〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
  Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
  e-mail:info@ph-japan.org
  URL: http://www.ph-japan.org
  Copyright: 2013ピープルズ・ホープ・ジャパン
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2013年のインターン生が終了

2013 年12月にPHJインターン生の原田晃帆さんが研修期間を終えて終了しました!おもに広報のサポートをしていただきました。下記が原田さんのコメントです。
2013年インターン生:原田晃帆(大学3年生)
PHJでは半年間、東京事務所でお仕事をさせて頂きました。
インターンの動機は、大学で国際関係学を学ぶ上で疑問に思った「NGOと他アクター(企業等)との関係」の実態について知ること、また職場としてのNGOについて理解することでした。活動を通して、上記については十分達成したと感じます。しかしPHJでは、それ以上に貴重なものを得ることができました。
それは活動の一員としての体験と、そして人との出会いです。
PHJでは、インターン生の私にも責任のある仕事を任せて下さいました。例えば国際協力イベントで使用する「おはなしカレンダー」の展示物の作成は、企画から制作までほぼ私一人で行いました。イベント当日、その展示物をきっかけに団体に興味をもってくださるお客様を見たときには、「私も団体に貢献することができた」と大きな充実感を得ることができました。
また、普通の学生生活では出会えなかった皆さんとお会いすることができました。PHJのスタッフの皆さんは年齢も性別も様々で、多種多様なバックグラウンドを持っています。そのためお話をする中で、「働く」ということへの意識から生き方全体についてまで、本当に多くの新しい知見を得ることができました。
これらはPHJで働いてみなければ手に入れることはなかったでしょう。このインターンを通して、私は途上国の人々の命を救うという夢がより明確になりました。もしもPHJでのインターンを迷っている方がいたなら、まずは飛び込んでみることをお勧めします。ここには想像するよりも何倍も充実した、そして温かい「現場」があります。

新しい地域保健センターのプロモーション


前回ご紹介した地域保健センターの建設が着々と進んでいます。
屋根には青い瓦が敷き詰められ、
センターの前には川が流れているため、橋も建設中です。
しかし、完成したのに周りの人は何ができたかよくわかっていない・・・というのでは困ります。
建設後にきちんと利用してもらえるセンターになるため、周辺地域でいまから母子保健教育を通してセンターを利用プロモーションに努めています。

地域保健センターをPRするためのポスターも貼っています。

ポスターの内容は・・・
●サービス内容
避妊・家族計画、妊婦検診、自然分娩、産後検診、一般外来、カウンセリング
●妊婦健診について
1回目(三ヶ月目)、2回目(4~7ヶ月目)、3・4回目(8~出産前)
●出産について
出産は助産師もしくは医療従事者により介助されなければならない
●産後検診
1回目(3日以内)、2回目(4~7日以内)、3回目(28日以内)、
4回目(40日以内)
地域の人から完成が待ち遠しい、と思われるようになるといいですね。


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