2014年1月号 中学校で国際理解教育

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
            
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース1月号 2014/1/31
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みなさま、こんにちは。
PHJのメールニュース担当の南部です。
新しい年が始まり、
すでに1か月がたとうとしています。
日本ではインフルエンザが広がり
子供を持つPHJスタッフは
戦々恐々としています。
手洗いやうがいなどの基本的な予防が
重要であることに改めて気づきます。
医療環境が整っていない
カンボジアやインドネシアなどでは
ヘルスケアが必要不可欠。
PHJの教育活動が根付くように
これからも続けていきます。
◆◆INDEX◆◆
1】今月のトピック:中学校で国際理解教育
2】海外活動レポート
    ★インドネシア:建設中の地域保健センターのプロモーション
    ★カンボジア:母子保健ボランティア、トレーニングの成果は
    ★タイ:HOPEパートナーに衛生教育    
    
3】フィリピン台風緊急支援・現在の募金額
被災地に送ったソーラーライトシステムが到着
4】2013年インターン生が終了
2013年夏よりインターン生としてPHJで働いていてくださった原田さんが12月にインターンを終了しました。
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1】今月のトピック:中学校で国際理解教育
PHJスタッフの中田が武蔵野市の中学校で国際理解教育の一環としてカンボジアを
テーマに話をしてきました。対象は中学校1年生。
授業ではそもそもカンボジアとは・・という話をしたあと、メインは出産で死んで
しまうお母さんの話です。お産が死につながる、というストーリーは印象的だった
らしく、おどろいた、なんとかしたい、という項目を授業後のアンケートで
○をつける生徒が何人も見受けられました。
イベントなどで参加してくださるのはたいてい大学生以上の方ばかりなので、
こうした中学生の素直な反応というのは新鮮でした。
こうした若い世代にテレビやインターネットからではなくNGOなどで現地で働いた
人自身がフィルターを通さずにその国の実情をしっかりと伝えていく。それは
世界に関心の目を向けたり、自分の将来の仕事を考える貴重な機会になるのでは
と思います。
実際に授業で話をした中田の報告はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52158019.html
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2】海外活動レポート
★インドネシア:建設中の地域保健センターのプロモーション
    新しく地域保健センターを建設しています。完成後、きちんと
    利用されるセンターになるには?
    http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_11
    ★カンボジア:母子保健ボランティア、トレーニングの成果は?
    http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_18
    ★タイ:HOPEパートナーに衛生教育
    http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_07
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3】フィリピン台風緊急支援・現在の募金額
  
  被災地にソーラーライトがとどきました!
  http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report7
  
  募金については2014年1月31日、現在で1,342,500円が集まっています。
  ご協力ありがとうございます。なお募金期間は2014年4月30日までとなります。
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4】2013年インターン生が終了
2013年夏よりインターン生としてPHJで働いていてくれていた原田晃帆さんが12月
いっぱいでインターン研修を終了しました。おもに広報のサポートとして働いてくだ
さった原田さんですが、イベントの企画から運営までさまざまな分野で力を発揮!
PHJとしても学生さんからの意見をうかがえるよい機会になりました。
原田さん、お疲れ様!
下記が原田さんのコメントになります。
http://www.ph-japan.org/whatsnew_20140131
いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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 メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJ運営委員の方々、
 およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
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お願いいたします。
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  発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
  国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
  代表 木村 敏雄
  広報 南部 道子
  〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
  Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
  e-mail:info@ph-japan.org
  URL: http://www.ph-japan.org
  Copyright: 2013ピープルズ・ホープ・ジャパン
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2013年のインターン生が終了

2013 年12月にPHJインターン生の原田晃帆さんが研修期間を終えて終了しました!おもに広報のサポートをしていただきました。下記が原田さんのコメントです。
2013年インターン生:原田晃帆(大学3年生)
PHJでは半年間、東京事務所でお仕事をさせて頂きました。
インターンの動機は、大学で国際関係学を学ぶ上で疑問に思った「NGOと他アクター(企業等)との関係」の実態について知ること、また職場としてのNGOについて理解することでした。活動を通して、上記については十分達成したと感じます。しかしPHJでは、それ以上に貴重なものを得ることができました。
それは活動の一員としての体験と、そして人との出会いです。
PHJでは、インターン生の私にも責任のある仕事を任せて下さいました。例えば国際協力イベントで使用する「おはなしカレンダー」の展示物の作成は、企画から制作までほぼ私一人で行いました。イベント当日、その展示物をきっかけに団体に興味をもってくださるお客様を見たときには、「私も団体に貢献することができた」と大きな充実感を得ることができました。
また、普通の学生生活では出会えなかった皆さんとお会いすることができました。PHJのスタッフの皆さんは年齢も性別も様々で、多種多様なバックグラウンドを持っています。そのためお話をする中で、「働く」ということへの意識から生き方全体についてまで、本当に多くの新しい知見を得ることができました。
これらはPHJで働いてみなければ手に入れることはなかったでしょう。このインターンを通して、私は途上国の人々の命を救うという夢がより明確になりました。もしもPHJでのインターンを迷っている方がいたなら、まずは飛び込んでみることをお勧めします。ここには想像するよりも何倍も充実した、そして温かい「現場」があります。

新しい地域保健センターのプロモーション


前回ご紹介した地域保健センターの建設が着々と進んでいます。
屋根には青い瓦が敷き詰められ、
センターの前には川が流れているため、橋も建設中です。
しかし、完成したのに周りの人は何ができたかよくわかっていない・・・というのでは困ります。
建設後にきちんと利用してもらえるセンターになるため、周辺地域でいまから母子保健教育を通してセンターを利用プロモーションに努めています。

地域保健センターをPRするためのポスターも貼っています。

ポスターの内容は・・・
●サービス内容
避妊・家族計画、妊婦検診、自然分娩、産後検診、一般外来、カウンセリング
●妊婦健診について
1回目(三ヶ月目)、2回目(4~7ヶ月目)、3・4回目(8~出産前)
●出産について
出産は助産師もしくは医療従事者により介助されなければならない
●産後検診
1回目(3日以内)、2回目(4~7日以内)、3回目(28日以内)、
4回目(40日以内)
地域の人から完成が待ち遠しい、と思われるようになるといいですね。

被災地にアカリが到着!

フィリピンの被災地に年末に送った GSユアサのソーラーパネルの照明と携帯充電システムが無事に届いたとの報告がありました。
レイテ島のNGOLeyte Center for Developmentには携帯電話充電システム「mini moshimoshiチャージャー」、2台が到着。こちらは照明もついていて、NGOの事務所での業務に役立っています。

現在ソーラーシステムで充電中!

パナイ島イロイロ州、現地NGOPanay Center for Disaster Reliefに「AKARi Solar Light Kit」はソーラーライトと長寿命バッテリーを組み合わせた製品が届いています。

魚の形と味を出さないメニューを考案


魚嫌いの子供も魚を使った料理を食べるように、との目的でメニューが作られました。魚の形を見せずに魚の味を強調させない工夫をした魚入りチマキを考案。魚嫌いの子供も完食、さらにはおかわりをしていました。

魚嫌いに苦労しているのはどこの国も一緒ですね。

定例ミーティングで衛生教育

毎月行っているラジャナガリン子供発達支援センターでの定例ミーティングには8家族が参加しました。

ミーティングでは患者本人とその家族が健康に過ごせるように、ボランティアスタッフのメリッサが手洗いや歯磨きなどの必要性とその方法を伝え、衛生教育を行いました。

歌を歌いながら楽しく学んで覚えてもらう、というところがポイントです。

マーシーリリーフのレポート4 クリスマスとともに復興支援スタート


12月26日、マーシーリリーフは台風の直撃を受けたレイテ島をクリスマスシーズンに再訪しました。 カトリック教徒の多いTanauanで約1400人の子供やお年寄りを対象に、新鮮な食事の配給とともにクリスマスイベントを1日かけて行いました。当日は副市長のDr. Ronald Floresも出席し、大盛況の中終了しました。

翌日はCabuynan村で、約1000家族を対象にクリスマスイベントが行われ、マーシーリリーフと地元のパートナー団体Citizens’ Disaster Response Center、Leyte Centre for Developmentからのボランティアによって、食糧、文具、苗などを配給しました。(支援物資は、シンガポールの“Singapore Polytechnic’s CD Lionhearter”のボランティアチームによって、マニラで現地調達、梱包されました。) 

第7チームは12月16日よりフィリピンに滞在し、Antique、Akian州において支援活動を行い、75,000シンガポールドル相当の建築資材、食糧などを約9,000の被災者に配布しました。
現在まで、450,000シンガポールドル以上の支援物資(食糧、作物種子、飲料水、衛生用品、Bohol, Leyte, Aklan, Palawan, Negros Occidental, Capiz, Iloilo, Antiqueの州の被災地仮設住宅への建設資材)を提供してきました。


台風直撃から二か月たった今もレイテ島には上記のような状態が見受けられます。
【マーシー・リリーフ最高責任者 Goh Chin Siang】
このクリスマスイベントで、笑顔あふれる幸せな子供たちを見て私が元気になりました。 ボランティア全員、自らのクリスマス休暇を犠牲にしたけれど、その価値は大いにあったのだと思います。マーシーリリーフは緊急支援活動を終了しますが、引き続き現地の支援グループと密に協業し、今後の復興フェーズにむけて必要な資金を算定する予定です。

レイテ島のCabuyanで台風の犠牲者を偲ぶ記念牌が、マーシーリリーフとその地域の協力で建てられました。

この支援に寄付する


銀行から寄付する場合は入金前にお申込みフォームにて、緊急災害支援にチェックをして、氏名、住所を連絡ください。
振込先■みずほ銀行 三鷹支店(普通)1519866 ピープルズホープジャパン

2013 メールニュース12月号 フィリピンの被災地へソーラーライト、携帯充電バッテリーを移送

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
            
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース12月号 2013/12/27
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みなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
今年もたくさんのご支援ありがとうございました。
なお2014年2月23日からカンボジアスタディツアーを企画しております。
ご支援いただいているPHJの活動が
どのような場所でどのように行われているのか、
を知ることのできる貴重な機会です。
ご興味のある方ぜひ参加いただければと思います。
お申込み締め切りは1月9日です。
詳しくは下記をクリックしてください。
http://www.ph-japan.org/join_studytour
◆◆□メールニュースの目次□◆◆
1】今月のトピック:フィリピンの被災地へソーラーライト、携帯充電バッテリーを移送
2】海外/国内活動レポート
    ★カンボジア:自立して歩き出す4つの保健センター
    ★インドネシア:新しい地域保健センターを建設中
    ★タイ:映像を利用してHIV/AIDS予防教育    
3】年末年始休業のお知らせ
■◇———————————————————————◇■
1】今月のトピック:フィリピンの被災地へソーラーライト、携帯充電バッテリーを移送
PHJでは「フィリピン台風緊急支援募金」を開設し、フィリピンの被災地で緊急支援活動を
実施しているシンガポールの人道支援NGO「Mercy Relief(マーシー・リリーフ)」を
サポートしています。
http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine
さらにマーシーリリーフからの要望により、株式会社GSユアサの小型ソーラーホームシステム
「AKARi Solar Light Kit」を8台、およびソーラーパネルを使った携帯電話充電システム
「mini moshi-moshiチャージャー」2台を、このたび集まった募金の一部で購入し、12月27日に
日本からフィリピンの被災地へ送りました。
詳しくは下記をクリックしてください。
http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report5
■現在集まっている募金額は2013年12月27日現在で832,000円(個人20名、法人2社と
そのうち1社の従業員)です。ご支援ありがとうございます。
■マーシーリリーフは現在、現地に医療チームを派遣し、支援活動を行っています。
今後ともご協力お願いいたします。
最新のレポートは下記をクリックしてください。
http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report4
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2】海外活動レポート
    
    ★カンボジア:自立して歩き出す4つの保健センター
    健康な村づくり事業のなかでも核となる保健センターの運営能力強化。
    支援対象となっていた保健センターではすでにPHJのサポートなしで
    順調に運営を行っています。
    http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_17
    ★インドネシア:新しい地域保健センターを建設中
    http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_10
    ★タイ:映像を利用してHIV/AIDS予防教育
    http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_04
   
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3】年末年始休業のお知らせ
2013年12月28日(土)〜2014年1月5日(日)はまことに勝手ながら年末年始休業と
させて頂きます。2014年1月6日から通常業務を開始いたします。ご不便をお掛けいたしますが、
ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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