アジアの動物カレンダー2017が完成しました!!

今年もアジアの動物カレンダーが完成しました!!
2017年のカレンダーのテーマは干支。
タイ・カンボジア・日本の子供たちがカラフルでかわいい干支の動物たちを描いてくれました。
気になるカレンダーの詳細&お申し込みは◎こちらからどうぞ!!
 
そして今回はお絵かき中の各国の子供たちの様子と
カレンダーには載せられなかった絵をほんの少しだけですが紹介します!
 
まずはカンボジアから。
この小学校は横河ロクマル会という企業OBの有志の支援によって建てられ
会のメンバーが毎年訪問して運動会や遠足などを企画・実施をしています。
絵を描いた日は、運動会の日でもあったのですね。


みんな楽しそうに絵を描いています。
完成した絵がこちら。


とてもカラフルな絵が完成しました。
 
次はタイです。

みなさんとても真剣に描いています。そして完成した絵がこちら!!!
 


いまにも動物たちが動き出しそうですね。
 
そして最後は日本の子供たちです。


書いてくれた絵がこちら。


すごく色鮮やかです!!
 
ここにはすべての絵を載せることはできませんでしたが、
本当にどの絵も色鮮やかで素敵な絵でした。
カレンダーにはスタッフが迷いに迷って選んだ12枚の絵が掲載されています。
お部屋にこのカレンダーがあるだけで明るくなるような絵ばかりです。
是非一度ご覧ください!!

母子保健教育~産後ケア~

キンター村やノイエ村など、ミャンマーの4つの村でコミュニティ・ヘルス・ボランティアによる母子保健教育が実施されました!
前回のトピックである「産前ケア」に続き、今回は出産を終えた女性を対象に「産後ケア」について教育を行いました。

産後検診の重要性を伝えるだけでなく、新生児ケアの方法や母乳教育についても村の女性たちに知ってもらう機会となりました。
身につけた知識をどんどん実践してくれるといいですね!
 

保健教育の事後テスト開始!

カンボジアでは支援地の村ごとに保健ボランティアが保健教育を行っています。
保健教育では、マラリア、デング熱、下痢症、衛生、結核、HIV/AIDS、妊婦健診、産後健診、家族計画、母乳哺育といった身近な10トピックについて教育を行い、村の人たちに病気や妊娠・出産に関する知識をつけてもらいます。

↑お母さんたちと一緒に村の子どもたちも真剣に話を聞いています!
 
10トピックすべての保健教育が終わったので、9月からは事前テストと比較して教育の成果を検証すべく、保健教育を受けたことがある村のお母さんたちを対象に事後テストを開始しました。
事後テストは 保健教育で学んだ10トピックから全部で20問が出題されました。


10月中旬にデータ集計を終えて分析した結果、事前テストと事後テストの平均正解率が51%から82%に大幅アップしていました。

タイ事務所閉鎖に伴う挨拶まわり

10月のタイ事務所閉鎖にともないPHJ代表の廣見とタイ事業担当の蓮見がお世話になった医療機関や企業などへ挨拶をするため、タイ事務所のあるチェンマイを訪問しました。
下は先天性小児心臓病手術でお世話になったチェンマイ大学病院を訪問した時の様子。

小児心臓手術で大変お世話になったDr. Rekuan(中央) とDr. Yupada(その左)。
ナコピン病院では子宮頸がん/乳がん検診推進事業でご協力いただいたDr. Anchaleeさんにもご挨拶(左から二人目)。

そのほかにも領事館や支援企業へご挨拶し、最後はPHJタイ事務所の優秀なスタッフと晩餐会。
(左上から所長ジラナン、カイさん、ジョイさん、下にいって廣見代表、蓮見、エーさん)

下の写真の右が、いつも安全運転のブンさん。

明るく元気で優秀なスタッフがタイだけでなくPHJ全体を盛り上げてくれていたような気がします。
ありがとう!
 

地域の課題を話し合う助産師会議

地域保健センターで助産師と準助産師による会議を開き、出産に関わる地域の課題を話し合いました。
ポイントは「搬送」と「医療機関・人材」。
まず搬送の問題。
農村地にある自宅から医療施設へ移動して分娩する、それだけでも日本では想像できないほどの課題が待ち受けています。
まず車などの交通手段そのものを持っていない、あるいは交通費を出すお金がない。
また車に乗れたとしても舗装されていない土の道路は雨が降れば川のようになり、動けないこともあります。
医療機関側の問題としては救急体制も整備されていないため、農村地にすぐに医師や看護婦が駆けつけるといったことも
難しい状況です。
医療設備の不足といったハード面の問題はもちろん、医療従事者の労働条件があまりよくなく、人材の不足やサポート体制に欠如などがあげられました。

こうした会議から現地の課題をあぶり出すことで、その解決に向けて現地の人が主体的になって活動を進めていくことができます。
今後もこのような話し合いを他の地域でも開催する予定です。


TOP