母子保健教育~産後ケア~

キンター村やノイエ村など、ミャンマーの4つの村でコミュニティ・ヘルス・ボランティアによる母子保健教育が実施されました!
前回のトピックである「産前ケア」に続き、今回は出産を終えた女性を対象に「産後ケア」について教育を行いました。

産後検診の重要性を伝えるだけでなく、新生児ケアの方法や母乳教育についても村の女性たちに知ってもらう機会となりました。
身につけた知識をどんどん実践してくれるといいですね!
 

保健教育の事後テスト開始!

カンボジアでは支援地の村ごとに保健ボランティアが保健教育を行っています。
保健教育では、マラリア、デング熱、下痢症、衛生、結核、HIV/AIDS、妊婦健診、産後健診、家族計画、母乳哺育といった身近な10トピックについて教育を行い、村の人たちに病気や妊娠・出産に関する知識をつけてもらいます。

↑お母さんたちと一緒に村の子どもたちも真剣に話を聞いています!
 
10トピックすべての保健教育が終わったので、9月からは事前テストと比較して教育の成果を検証すべく、保健教育を受けたことがある村のお母さんたちを対象に事後テストを開始しました。
事後テストは 保健教育で学んだ10トピックから全部で20問が出題されました。


10月中旬にデータ集計を終えて分析した結果、事前テストと事後テストの平均正解率が51%から82%に大幅アップしていました。

タイ事務所閉鎖に伴う挨拶まわり

10月のタイ事務所閉鎖にともないPHJ代表の廣見とタイ事業担当の蓮見がお世話になった医療機関や企業などへ挨拶をするため、タイ事務所のあるチェンマイを訪問しました。
下は先天性小児心臓病手術でお世話になったチェンマイ大学病院を訪問した時の様子。

小児心臓手術で大変お世話になったDr. Rekuan(中央) とDr. Yupada(その左)。
ナコピン病院では子宮頸がん/乳がん検診推進事業でご協力いただいたDr. Anchaleeさんにもご挨拶(左から二人目)。

そのほかにも領事館や支援企業へご挨拶し、最後はPHJタイ事務所の優秀なスタッフと晩餐会。
(左上から所長ジラナン、カイさん、ジョイさん、下にいって廣見代表、蓮見、エーさん)

下の写真の右が、いつも安全運転のブンさん。

明るく元気で優秀なスタッフがタイだけでなくPHJ全体を盛り上げてくれていたような気がします。
ありがとう!
 

地域の課題を話し合う助産師会議

地域保健センターで助産師と準助産師による会議を開き、出産に関わる地域の課題を話し合いました。
ポイントは「搬送」と「医療機関・人材」。
まず搬送の問題。
農村地にある自宅から医療施設へ移動して分娩する、それだけでも日本では想像できないほどの課題が待ち受けています。
まず車などの交通手段そのものを持っていない、あるいは交通費を出すお金がない。
また車に乗れたとしても舗装されていない土の道路は雨が降れば川のようになり、動けないこともあります。
医療機関側の問題としては救急体制も整備されていないため、農村地にすぐに医師や看護婦が駆けつけるといったことも
難しい状況です。
医療設備の不足といったハード面の問題はもちろん、医療従事者の労働条件があまりよくなく、人材の不足やサポート体制に欠如などがあげられました。

こうした会議から現地の課題をあぶり出すことで、その解決に向けて現地の人が主体的になって活動を進めていくことができます。
今後もこのような話し合いを他の地域でも開催する予定です。

PHJから全日病に寄付金

PHJが平成28年熊本地震の医療支援として集めていた寄付金は1200万円に達し、
7月15日にPHJから全日本病院協会(全日病)に全額お渡ししました。

左:全日病 西澤会長 右:PHJ 小田理事長

【2016・6月】熊本地震被災病院の状況・ミャンマー2村の助産診療センター完成

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年6月号6/30━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJインターンの國井です。
今月からPHJのインターンシッププログラムのもとで
活動させていただくことになりました!
小さい頃から国際協力のお仕事に関わりたいと
思っていたので、PHJでインターンができてとても光栄です。
日々の活動をしっかりと皆さまにお伝えできるように
全力を尽くしていきますので、よろしくお願いいたします。
では、今月のお知らせをぜひお読みください。
▼▼CONTENTS▼▼
1】熊本地震支援活動・・・・・被災病院の状況・熊本出張報告
2】今月の海外・国内活動レポート・・ミャンマー・カンボジア・タイ・日本
3】いろいろな形で支援できます!
・━┓
┃1┃ 熊本地震医療支援募金・・・・・被災病院の状況・出張報告
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
本募金に多くの皆様よりご支援いただき感謝しております。
ご寄付いただいた募金は被災した病院の復興支援に使わせていただきます。
なお、被災した一部の病院に関する情報を下記に掲載しましたので、ご覧ください。
また各病院のホームページにも被災状況や
復興に向けた想いなどが掲載されています。
最大級の地震に2度あいながらも、患者様を支え、お互いをいたわりながら、
懸命に生きる病院の方々のたくましさ、優しさがとても印象的です。(文:南部)
被災状況や病院のホームページはこちら↓
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_6
また、PHJスタッフが現地を視察しましたので、合わせてお読み下さい。
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_5
・━┓
┃2┃ 今月の海外・国内活動レポート
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
■ミャンマー・・・助産診療センター完成・寄贈式
6月は二つの村に建築された助産診療センターの寄贈式が行われました。
●NTTファイナンス様の助産診療センター寄贈式
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_25
●大塚製薬様の助産診療センター寄贈式
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_26
■カンボジア・・・保健センター運営支援1年目の変化
>>http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_49
■タイ・・・・・・エイズ予防教育 ピア教育ルームが続々完成
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_18
■日本・・・・・・日本の看護師・助産師の方々にタイのエイズ予防教育を伝授!
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52227819.html
■日本・・・・・・東日本大震災支援:気仙沼訪問
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54654669.html
・━┓
┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は30社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
★★gooddoのワンクリックでご支援を!
NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちしています!
http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
★★Tポイントカードやクレジットカードで寄付〈yahoo!ネット募金〉
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
----------------------------------------------
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子/國井 紗希子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □


TOP