┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年5月号5/30━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJ広報の南部です。
5月25日の運営委員会に合わせて
各国所長が帰国しました。
東京事務所のスタッフにとっても
この期間は海外の活動や事務所の状況
を把握する貴重な期間です。
メールでやり取りをするより
顔を合わせてちょっとした雑談をするほうが
支援地の状況やさまざまな背景を
わかったりすることがあります。
フェイストゥーフェイスの大切さ、
改めて感じます。
この文章もメールでお送りしておりますが
広報としても支援者の皆様に
現地の状況が「伝わる」ように
工夫していきたいと思います。
それでは、今月のお知らせです
▼▼CONTENTS▼▼
1】熊本地震支援活動・・・・・AMAT派遣、物資支援、そして、これから。
2】今月の海外活動レポート・・カンボジア・タイ・ミャンマー
3】いろいろな形で支援できます!
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┃1┃ 熊本地震支援活動・・・・・AMAT派遣、物資支援、そして、これから。
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4月22日より熊本地震医療支援募金を開始しました。募金にご協力いただいた皆様
ありがとうございます。
現在全日病の支援活動についてホームページにて随時報告しております。
下記をご覧ください。
【活動報告1】全日病職員の見た被災地、そして支援活動
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_4
【活動報告2】全日病ニュース抜粋
5月1日号>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_2
5月15日号>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_3
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┃2┃ 今月の海外活動レポート
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■カンボジア・・・妊産婦を照らすソーラーランタン
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52226494.html
■タイ・・・・・・慢性疾患・障害児童の支援「薬剤師による薬の話」
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_16
■ミャンマー・・・牛車と救急車の連携搬送
>>http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_24
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┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
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★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は30社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
★★gooddoのワンクリックでご支援を!
NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちしています!
http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
★★Tポイントカードやクレジットカードで寄付〈yahoo!ネット募金〉
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
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お願いいたします。
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
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カテゴリー: 未分類
【2016年4月号】ミャンマーで走る上益城の救急車/人材募集インドネシア駐在員
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年4月号4/28━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJ広報の南部です。
4月14日に熊本県で地震が起き、震源地を聞いた瞬間、
PHJスタッフは馴染みのある名前に驚きました。
昨年ミャンマーに寄贈した救急車が、
熊本県の上益城消防組合のものだったのです。
(ミャンマーに移送された中古救急車の話↓)
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_12
PHJとしてできることは何か、考えた結果が
先日メールでお伝えした熊本地震医療支援募金です。
何人もの方が即座に募金してくださいました。
この場を借りて御礼申し上げます。
今後も被災地での全日病の活動をお伝えしてまいります。
↓↓PHJの熊本地震医療支援募金↓↓
http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto
▼▼CONTENTS▼▼
1】人材募集 インドネシア事務所駐在員募集中
2】今月の海外活動レポート カンボジア・タイ・ミャンマー
3】いろいろな形で支援できます!
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┃1┃ 人材募集 インドネシア事務所駐在員募集中
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
PHJのインドネシア事務所で働く駐在員(契約社員)を1名募集しています。
現地での事業の運営管理、新事業の企画立案などを担っていただきます。途上国での社会貢献の仕事や現地の人たちと働くことに熱意を持っている方の応募を待っています。
http://www.ph-japan.org/join_intern
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┃2┃ 今月の海外活動レポート
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■カンボジア・・・保健センターの運営の支援とは?
>>http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_48
■タイ・・・・・・エイズ予防教育のピアエデュケーターの目覚ましい成長!
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_17
■ミャンマー・・・いよいよ助産診療センターが完成!
>>http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_23
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┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
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1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
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熊本地震活動報告(全日病ニュース7/15)
全日病ニュース7/15号より地震発生の4月14日から5月初旬までの活動の報告のまとめを抜粋します。
■全日病と日本医療法人協会の合同対策本部を設置
今回の支援活動の特徴は、まず、全日病と日本医療法人協会が合同災害対策本部を立ち上げたこと。これにより被災地における拠点を設置したり、人を派遣する上で役立った。
・先遣隊を派遣したことや ためらわず行うPush 型の支援も特徴としてあげられるだろう。
・病院支援においては災害時医療支援活動班 AMAT(All Japan Hospital Association Medical Assistance Team)の活躍が大きかった。入院診療支援(緊急増床分)と外来診療支援(夜間時間外救急)さらに避難所の巡回診診療などの活動を行った。
■発災直後から迅速に対応(14日~16日)
災害発生時は最初の3日間が非常に重要である。
・4月14日には、本部事務局に災害対策本部を仮設した。発災の 30分後には全日病事務局に事務員2人がかけつけ、対策に入った。まず熊本県内の会員病院の被災状況を確認した。
・4月15日 11時には、全日病と日本医療法人協会の合同で、災害対策本部を設置。発災から 14時間で、対策本部を立ち上げた。
・4月16日の午前1時 25分に本震が発生した。前震の被災状況から、今回の震災はあまり大きくないと認識していたが、本震後の状況をみて認識が大きく変わり、支援活動をリセットすることとなった。
■支援物資の搬送で協力を得る(16日本震から)
16日に、白鬚橋病院の AMAT が空路で出発。同病院の大桃院長は、救急・防災委員会の委員であり、災害医療の専門的知識を持っているため先遣隊として現地に入っていただいた。
現地の会員病院から水や食料が不足しているという連絡があり、対策本部にて早急に対応を検討した。
支援物資の搬送に当たっては、福岡県の田主丸中央病院・ヨコクラ病院を拠点として熊本市内に搬送することとした。もう一つのルートは鹿児島県から搬送するルートである。災害対策本部で鉾之原常任理事・鹿児島県支部長(市比野記念病院)が物資の搬送を申し出ていただいた。
余震が続き、熊本市内の状況がわからない状況だったが、鹿児島県から市比野記念病院、国分中央病院、サザンリージョン病院の3隊が熊本市内に水や物資を運んだ。こうして初期の一番たいへんな時期に水と食料を届けることができた。
16日には全日病の災害救援物資の搬送チームが出発した。全日病本部では、いざというときの災害救援物資を備蓄しており、すべての救援物資を被災地に運ぶことを対策本部で決め、事務局員の2人が物資を持って現地に入ることとした。
熊本市内では、青磁野リハビリテーション病院を支援物資の拠点とすることとし、AMAT も同病院を拠点に活動を展開した。
【AMAT 派遣元・派遣先・期間】
・織田病院(派遣元) →熊本赤十字病院(派遣先) 4/15~ 4/16(期間)
・ヨコクラ病院→ 熊本赤十字病院 4/15
・白鬚橋病院→青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/20
・赤穂中央病院① →青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/18
・南多摩病院①→ 青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/21
・永生病院① →青磁野リハビリテーション病院 4/17~ 4/20
・赤穂中央病院②→ 東病院 4/16~ 4/22
・永生病院②→ 東病院 4/20~ 4/24
・南多摩病院②→ 宇城総合病院 4/21~ 4/24
・霧島記念病院→ 東病院 4/23~ 4/24
・南多摩病院③ →宇城総合病院 4/25~ 4/28
■支援物資に対するニーズの変化
支援物資に対するニーズは時間の経過とともに変化する。
発災から3日間は飲料水の不足があったが、それを過ぎると水の需要は満たされた。医薬品・衛生材料などの需要は7日目くらいまで、日用品・食料品の需要は 14日目くらいまでであった。
現地では、4月 20日〜5月7日まで、県内の会員病院に毎朝9時にファクスを送り、支援物資の在庫状況を情報提供し、各病院に必要な物資をとりにきてもらった。
全国からオムツなどの支援物資を提供していただいたが、今回の地震ではイオンなどが大量の物資を送ったこともあり、支援物資は若干余ることとなった。
AMAT は東病院と宇城総合病院に人を派遣してしっかりした支援をすることができた。
5月17日には、西澤会長とともに被災地を視察し、阿蘇立野病院を訪れた。病院の裏側でがけ崩れがあり、撤収の判断をされたことは適切であったと思う。
同病院の上村院長にお会いし、復旧に向けてがんばるという意欲にあふれた表情をみることができた。
今回の熊本地震では、様々なことを経験した。AMAT は、災害時に民間病院が助け合うためにつくったものであり、今回その機能をしっかり果たすことができた。大きな震災がいつ起こるか分からないのが日本であり、今回の経験を活かして備えを確かなものにしていきたい。
PHJスタッフによる被災地出張
6/20~6/22熊本へPHJスタッフの北島、横尾で出張しました。
生憎、災害警報がでるほどの猛烈な雨に恵まれましたが無事に予定通り訪問先を回ることができました。
熊本空港から熊本駅まで移動し、レンタカーを借りて昨年PHJがミャンマーに送った救急車を寄贈してもらった上益城消防本部を訪問しました。ミャンマーでの救急車の運用状況を報告しつつ、震災時のお話も伺いました。震災発生当初は、震源地ともあって24時間体制で災害対応を行っていたそうです。現在では通常の勤務時間に戻ったとのこと。PHJスタッフとしても、救急車を寄贈してくださった町が震源地になるとは思いもよりませんでした。
その後、支援物資搬送の拠点となった「青磁野リハビリテーション病院」を訪問しました。金澤理事長からは発生から2ヶ月以上経過し、緊急医療から復興までの段階に来ているがこれからは被災した方の心のケアが最も重要との話でした。
また、南阿蘇郡西原村も訪問。メディアではあまり取り上げられていませんが、6割以上の家屋が全半壊で、5つの集落のうち、3つは壊滅状態で、死者は5名。全日病様よりご紹介いただき、西原村社会福祉協議会を訪問しました。写真にもあるように住宅街のなかで屋根にビニールシートがかかっている家屋は、住民の方住んでいらっしゃるとのこと。
被害の多い集落は集団移転も検討しているとのことでした。最後は上益城郡の御船地域包括支援センターを訪問しました。ここは隣接する総合スポーツセンターが避難所になっており、体育館に現在も200名の方が一区画2m×2mのスペースをシートで囲って生活していました。
隣では他県からのボランティアが食事や洗濯などの手伝いをしていた。ボランティアの人々の元気で明るい声を聞いたり、“ガンバロー”の張り紙や絵を見るたりすると、一日も早い復興を願わざるを得ません。
仮設住宅ができはじめ、すでに入居が始まってきています。
既に東日本大震災支援で経験したが、熊本地震でも自然災害の恐ろしさを改めて再認識した今回の出張でした。
PHJでいただいた募金は今後、被災地の病院機能の復興支援に充てる予定です。
【カンボジア】妊婦を照らすソーラーランタン!
復興への取り組みが本格化【全日病ニュース5月15日】
支援活動と被災地のいま(全日病職員の方のお話)
●被災地の状況
熊本地震が起きた翌日の4月16日から5月8日まで、被災地で支援活動を長期的に行ってきた全日本病院協会の方よりお話を伺いました。
下記がインタビューの内容です。
「4月16日、水が足りないということで支援物資をトラックに乗せ、羽田まで急行し、飛行機で福岡まで移動。飛行機への支援物資の積み込み、積み下ろしまで行きました。
福岡からレンタカーで熊本県の青磁野リハビリテーション病院まで行き、
この病院を拠点に送られてくる物資の仕分けなどの活動を5月8日まで行いました。
こちらの病院で働く職員の方も多くが被災して、避難所から通いながら勤務していたそうです。
印象的だったのは、被災した職員が大勢いながらも病院内の雰囲気は不思議と明るかったこと。
「助けなければ」という使命感は、どんな状況であって人を奮い立たせる力があるのでしょうか。
AMATは16日以降、白鬚橋病院、永生病院、南多摩病院(いずれも東京都)、霧島記念病院(鹿児島県)、赤穂中央病院(兵庫県)が順次活動を展開しました。
25日時点で、支援活動を行った全日病AMATは11隊・43人です。
被災地では、ゴミの収集も滞っており、一般のゴミの集積場所に粗大ごみをこっそりおいていく人もいたり、まちのあちこちにごみの山がうずたかく積もっていました。
地震などでインフラが寸断されると、こうしたごみや、トイレは深刻な問題になります。
避難所の健康に関する問題はさまざまですが、余震、避難生活によるストレスなどで心身のストレスがたまっていることが懸念され、実際に小学校低学年くらいの子供が怒りっぽくなった、といった報告もすでにあるそうです。」
以上が、職員の方のお話でした。
すでにAMATの派遣もおわり、全日病の支援活動も新たなフェーズに進んでいます。
被災地の病院の中には建物が損壊し、閉院が決まっている病院もあるとのことで、
今回の地震で病院のハードの部分でも被害を受けています。
今後は損壊した病院の状況を調査し、復興支援を進める予定です。
■PHJの熊本地震医療支援募金にご協力ください
クレジットカードで
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銀行から寄付する場合は入金前にお申込みフォームにて寄付の種類、金額、氏名、住所、を連絡ください。
振込先>> みずほ銀行 三鷹支店 (普通)1519866 ピープルズホープジャパン
AMATが出動し、支援活動を展開(全日病ニュースより抜粋)
●ただちに災害対策本部を設置
(全日病ニュース5月1日号より抜粋)
今回の地震により、熊本県内の医療機関も被災し、断水と交通遮断の影響で水と食料が不足した。全日病の電話調査(16日)によると、希望ヶ丘病院(上益城郡御船町)は倒壊の恐れがあるため、患者を高校の校舎に移送した。
川野病院(熊本市中央区)では水道管が破裂して病棟が浸水した。県内会員75病院のうち、28病院が被害を受け、そのうち11病院は建物にも被害が生じている。
熊本県における地震の発生を受けて、全日本病院協会は 4 月 15日に西澤寛俊会長を本部長、加納繁照常任理事(救急・防災委員会委員長)を統括副本部 長とする災害対策本部を設置した。
災害対策本部は直ちに全役員および 九州地区支部長との連絡体制を構築するとともに、厚生労働省や日本医師会 (JMAT)と情報の共有を図った。
また、会員病院をはじめとする被災地医 療機関の被害状況把握に努めるとと もに、 AMAT (全日本病院協会災害 時医療支援活動班 All Japan Hospital Association Medical Assistance Team) の派遣調整や支援物資の確保と搬送な
ど、必要な活動を開始した。 災害対策本部は 16 -17 日にかけての週末も事務局員 が常駐し、関係方面との連 絡と情報収集に努めるなど、災害対策本部としての活動 を維持し、 AMAT の派遣を 決定した。
(4月16日に開かれた災害対策本部の会合)
まず、先遣部隊が15日に現地入りし、被害規模や現地 医療機関の被災状況の把握に努めた。
16 日には、現地からの緊急要請を 受けて、市比野記念病院(鹿児島県)、 サザンリージョン病院(鹿児島県)、 国分中央病院(鹿児島県)が緊急支援 物資の搬送に当たった。
また、白鬚橋 病院(東京都)と永生病院・南多摩病 院(いずれも東京都)が現地に到着、 さらに17 日には永生病院の第 2陣が現 地に入った。
(熊本市東区役所におけるJMAT、DMAT、AMATの合同の打ち合わせ)
今回の地震は、強い揺れを伴う余震が続き、被害が拡大したのが特徴で、AMAT は、余震が続くなかで刻々と変わる被災状況に対応して支援活動を展開。
熊本市内の東病院などを中心に、 18日には、断水等に苦しむ本庄内科 病院(熊本市)の要請に対し、当協会 および日本医療法人協会の現地支援物 資集積場所である青磁野リハビリテー ション病院(熊本市)からの支援物資 を搬送し、支援した。
交通網が途絶えるなかで被災地以外からの支援物資を被災地に届けるため、災害対策本部は 19日にトラックを使ってヨコクラ病院に集積していた非常食等の搬送を決定。さらに、福岡県トラック協会の協力を得て、福岡県医師会との連携のもと青磁野 リハビリテーション病院に届けるルートの確保に努めた。
災害対策本部は、被災状況等を勘案して19日、当面は九州市区の会員病院を主体にAMATを編成・派遣する方針を決定した。
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ピープルズ・ホープ・ジャパンへの寄付は認定NPO法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。詳細はこちらをご覧ください。
災害時医療支援活動班 派遣状況について
4月28日までに全日本病院協会 災害時医療支援活動班 AMAT(All Japan Hospital Association Medical Assistance Team)を被災地へ6組派遣しました。
AMATは医師、看護師、調整員(薬剤師、理療士、事務)各1名の3名構成となります。
熊本県・青磁野リハビリテーション病院を拠点に、東病院、宇城総合病院・熊本市内の避難所内などに医療支援を実施しました。
支援内容としては、臨時病棟の日勤、夜勤、内科系救急の外来対応です。
・また地震未収束、避難生活の長期化を想定して全日病会員病院より
災害派遣精神医療チームDPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team)を通してメンタルケアーの医師対応を行っています。
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ピアエデュケーターとしての成長
1月半ばにチェンマイの高等専門学校向けに実施しているエイズ予防教育のレビュー会議が行われ、
6校それぞれのピアエデュケーター代表が、半年間の成果を発表しました。
各学校では映像やパンフレット、歌、漫画などをさまざまなメディアを使ってエイズ予防の
啓発活動をしているその内容を紹介してくれました。
どの学校も短期間で驚くほどクオリティの高いメディアを制作していました。
その後、高等専門学校2校を訪問し、ピアエデュケーターへのインタビューを行い、より詳しい話を聞きました。
ジャンラヴィ高等専門学校(看護師、医療アシスタントなどを目指す医療系学校)のピアエデュケーターたち(下写真)の話を紹介します。
医療系の学生でもHIV/AIDSに関する知識レベルは様々で「きちんと理解したのは初めて」だったそうです。
PHJの教育活動に参加したおかげでチームで働くことを学び、勉強の合間を縫って、他の学生に伝えるピア教育の準備をし、
大変ではあったけど、ピア教育を終えた後は達成感があったとのこと。
学校職員からも「学生たちは将来医療機関で働くので身体や性について話すことになれることはとても重要です。それでなけでなくチームで働き、大人としての責任と自信を持つようになった」という言葉をいただきました。
PHJのエイズ予防教育は、エイズ予防という枠を超え、学生の主体性を引出し、チームワークやコミュニケーション力を高めるなどさまざまな可能性を秘めている活動であるということを感じました。