PHJの海外事務所で駐在代表・駐在員として活動する職員を募集します。
1)募集人員:若干名
2)勤務地:インドネシア等当団体の活動地
3)職種:駐在代表(任地による)あるいは駐在員
4)職務内容
•母子保健改善等のプロジェクト運営
•現地スタッフの雇用管理
•現地政府・国際機関・他NGOとの調整
•東京本部や助成団体との調整。経理
•その他事務全般
5)期間:一年間(双方の合意により契約更新あり)
6)条件:
3年以上の勤務経験(海外での勤務を含む)がある方。
保健・医療分野での資格や経験(助産師・看護師・公衆衛生等)を有する方が望ましい。英語での実務が可能な方。要PCスキル。
7)待遇:渡航費、住居、生活手当支給。海外旅行傷害保険当会負担。
8)応募方法:メールinfo@ph-japan.orgに、履歴書と志望動機を記載した作文(1000から2000字程度)を添付し、応募してください。
上記書類選考の上、面接の日時をお知らせします。
【締切】
2014年3月31日(月)17:00必着
【問合せ先】
(認定)特定非営利活動法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン 担当: 木村・矢崎
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
TEL:0422-52-5507
FAX:0422-52-7035
info@ph-japan.org
カテゴリー: 未分類
ソーラーライトと携帯電話充電システムを被災地に
ピープルズ・ホープ・ジャパンは、フィリピンの被災地で支援活動を行うマーシーリリーフからの要望により、株式会社GSユアサの小型ソーラーホームシステム「AKARi Solar Light Kit」を8台、およびソーラーパネルを使った携帯電話充電システム「mini moshimoshiチャージャー」2台を、このたび集まった募金の一部で購入し、12月27日に日本からフィリピンの被災地へ送りました。
「AKARi Solar Light Kit」はソーラーライトと長寿命バッテリーを組み合わせてた製品。8台をパナイ島イロイロ州、現地NGOPanay Center for Disaster Reliefに送ります。
携帯電話充電システム「mini moshimoshiチャージャー」はソーラーパネルとバッテリーを用いた携帯電話の充電に特化した製品。2台をレイテ島のNGOLeyte Center for Developmentに送り、事務所での業務に役立ちます。
12月17日支援の届かない地域で診療開始
12月11日(火)より、Eastern Health Alliance(EHA)の医療ボランティアから成るマーシーリリーフ救援チーム(11人)は、移動式の診療所を携えて、パナイ島イロイロのEstancia、Concepcion、Batadの村々で治療を行いました。村の中では怪我をしていたり、さらに衛生環境が悪いために呼吸器系の感染症が悪化している例は至る所で見られます。さらに、貧しい家庭では脱水症状や栄養不良に苦しむ幼児もいます。
マーシーリリーフでは現在、フィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Response(PCDR)と連携しながら、ヘルスケアと外傷後症候群の治療に焦点を当てて活動しています。特に子どもは繊細で影響を受けやすいので、トラウマを克服するための精神的なリハビリも実施しています。1日360人ほどの地元住民と協力しながら、5日間で約1700人の患者を診察しました。
12月10日、MRの7番目の救援チームがAntique州に派遣されました。
【感染症を患った男の子の話】
Anthony君(3歳)は、イロイロ州のEstancia Malbogで台風に被災しました。瓦礫によるけがから左足にひどい感染症を患いましたが、地元政府や援助機関からの医療援助が届かず、何週間も手当てを受けられませんでした。
12月16日、Eastern Health Alliance(EHA)の医療ボランティアから成るマーシーリリーフ救援チームの手当てを受けることができました。あともう少し遅ければ、後遺症が残るところでした。
【マーシー・リリーフ最高責任者 Goh Chin Siang】
「台風の被害規模は甚大で、患者の数は当初の目標1000人を上回るほどです。EHAのMRボランティアは、援助の行き届いていない地域に医療支援を提供するために、素晴らしいチームワークの中でそのスキルやノウハウを発揮しています。最近ではアクラン州のBatanやレイテ島のTanauanにおいて、家屋の建設材料や救援物資パックの配給のほか、精神的なケアも行っています。」
寄付する
●銀行から寄付する場合は入金前にお申込みフォームにて、緊急災害支援にチェックをして、氏名、住所を連絡ください。
振込先■みずほ銀行 三鷹支店(普通)1519866 ピープルズホープジャパン
12月11日 5番目のチームの活動について
巨大台風の直撃から1か月が経ちました。孤立した農村地域の何百万人もの被災者は、現在少しずつ回復してきています。
マーシー・リリーフは、水、食糧、衛生キットなどの生活必需品配給し、被害を受けた地域の早期再建に取り組んでいます。マーシー・リリーフの5番目の救護チームは支援を途切れさせないために、4番目のチーム撤退から2日後の12月4日、西ネグロス州(支援している中部西ヴィサヤ地方のある州)へ到着しました。
マーシー・リリーフのチームは、西ヴィサヤのCadiz ViejoとCaduhaanで被災し避難所での生活を強いられているおよそ4000世帯と、ボートでしか行くとこのできないLakawon島の290世帯にも、食糧を供給しています。
フィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Responseと協力し、入念な調査を行った結果、マーシーリリーフは西ヴィサヤのCapiz州での支援を開始しました。
釘や針金、亜鉛版などといった建設材料を供給することにより、被災者が生活と住居の再建に取りかかることができるようにしています。
(台風により全壊した被災者自宅)
(マーシーリリーフが提供する物資で屋根部分を修復した自宅)
さらに、9日には深刻な被害を受けたCuartero地方において、300世帯にピーナッツや緑豆などの換金作物の種子を供給し、被災者の収入源の獲得と生計の回復を助けています。
11日の朝、マーシー・リリーフの医療援助チームが出発しました。
イロイロ島のEstancia、Conception、Batad、Carledといった農村の被災地域に焦点を置き、被災者の健康におけるニーズを満たしていきます。
【マーシーリリーフ最高責任者Goh Chin Siang】
「絶え間なく活動をしているからこそ、日々刻々と変化する現場のニーズへ応えることができます。そして、復興のなかでも特に住居と生計の再建を重点的に支援しています。加えてこれからは、遠隔の被災地の人々の健康管理にもさらに配慮していきます。」
マーシーリリーフの報告原文はこちら。
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11月29日 フィリピン・被災地アクラン州での支援活動について
マーシーリリーフの4番目の救援チームは、11月26日火曜日、台風直撃により被害を受けた中部西ヴィサヤ地方のアクラン州カリボ、ニューワシントン、ヌマンシアといった地域で支援活動を開始しました。支援活動はフィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Responseとの密接な協力の中で行われ、救援物資の食糧は4000以上の家庭に行き渡りました。さらに、マーシーリリーフの水のろ過システム「PedalPure」が清潔な飲料水を供給することができました。
(写真は被災者に物資を渡す石関さん)
【被災者の話】
ニューワシントンのTambak村に住むJuliana Ozamisさん(65歳)とその息子は、台風からなんとか逃れることができました。
しかし災害から3週間経過してもなお、彼女たちを含めた410,000の世帯が台風の前の生活を取り戻せていません。彼女の近所では災害が起こって以来、公共機関や援助機関から何の支援も受けておらず、残ったものを分け合ってなんとか生活しています。
ニューワシントンは特に深刻な被害を受けた沿岸地域の1つであり、竹やアナハウの葉で出来ている1万軒の家々は破壊されました。電力は4か月分しか蓄えられていないとみられています。さらに、村人の収入源だった漁業や作物栽培は壊滅状態になっています。
【被災した村の村長さんの話】
台風直撃の2日前、Barangay C. Laserna村の村長Nenita Feliciano Tugnaさん(51歳)は、村の人々をアクランの避難所へ移動させていました。
彼女は、マーシーリリーフの支援物資の配給をサポートする150人のボランティアをとりまとめも行いました。彼女は、「友愛と分け合う心が、人々を直面する困難から立ち上がらせていました。このことが、生き残った人々のモラルを高め、正常な価値観を保たせていたんです。」と語ります。
【マーシーリリーフ最高責任者Goh Chin Siang】
「いくつかの地域は復興へ向けて努力し始めていますが、まだまだ多くの被災者が生存のために不可欠なニーズが満たされないままでいます。MRは、支援の行き届いていない孤立した地域への援助を続けるつもりです。」
マーシーリリーフチームは、より深刻な被害を受けた地域を救済するため、パラワン州へ進む予定です。
マーシーリリーフの報告原文はこちら。
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ミニバスを含め事業まるごとチェンマイ保健局へ
2010年11月から3年間、チェンマイ県で実施してきたこの子宮頸がん・乳がん検診推進事業が10月末に終了しました。事業終了時には70%以上の女性が乳房自己触診の研修を受け、目標を上回る成果がでました。
大幅な検診率の改善の要因として日野モータース・マニュファクチュアリング・タイランド社と日野モータース・セールス・タイランド社から寄贈されたミニバスに外務省補助金で入手した機器を搭載して移動検診を行ったことがあげられます。
事業終了に当たり、PHJはこのミニバスを含み事業全体をチェンマイ保健局に移行することに決め、2013年11月21日にミニバス寄贈式が開催されました。チェンマイ保健局はミニバスの運営責任をサラピー病院に委託し、チェンマイ県内各地での移動検診に使うことにしています。
ミニバス寄贈式には在チェンマイ日本国総領事館総領事、サラピー郡代表、チェンマイ保健局副局長、サラピー病院院長、PHJタイ事務所所長など関係者が参列しました。
病院が明るい会話と活気に満ちてきました。
11月22日:Mercy Relief 石関正浩さんからの報告
●これまでの支援活動について
これまでにMercy Reliefの2つのチームが、セブ経由で、現地レイテ島に入り、現地パートナー(NGO)や地方公共団体、UNなどから情報を得ながら、ニーズ調査を行い、レイテ島西部のOrmoc(オルモック)、Palo(パロ)、 Tanauan(タナウアン)で活動しました。
すでに3番目のチームも現地に到着しており石関さんもメンバーとのこと。
【被災者に提供した支援物資】
Ormoc:簡易浄水器1台寄付
Palo:簡易浄水器1台寄付
Tanauan:2,500家族に食糧配布(1週間持ちこたえらるのに必要な食糧)
以下、ホームページでこれまでの支援情報をご確認いただけます。
http://www.mercyrelief.org/web/Contents/Contents.aspx?Yr=2013&ContId=414
http://www.mercyrelief.org/web/Contents/Contents.aspx?Yr=2013&ContId=416
●Tanauanの被害について
台風上陸地点にも近く、甚大な被害を受けたところです。極限の状況に追い込まれたため、災害直後は、救援物資を運ぶ赤十字のトラックを群集が取り囲み、大変なことになったところでもあります。この地域はMercy Reliefの現地パートナーであるNGOが以前、社会開発事業を行っていました。そのため町の行政を含めた地元とMercy Reliefとのつながりがあり、この信用を頼りに、必要とされる人に必要なものが届く救援援助を行なうことができました。
ただ、沿路では、いろいろな治安に関する噂があったため、町が手配した軍のエスコートで現地入りしました。以下のテレビ報道は、フィリピンのテレビ局が災害直後に現地入りし、撮影したものですのでご参照ください。http://www.abs-cbnnews.com/video/nation/regions/11/11/13/watch-first-look-devastation-tanauan-leyte
●簡易浄水器について
昨年フィリピン南部ミンダナオを襲った台風の緊急支援でも使いました。これは飛行機のチェックイン荷物として運べ、電気なしでも使え、一時間で泥水を700リットルほどの飲料水に浄水するとういすぐれものです。これまで200台ほどアジアの緊急支援の現場で飲料水確保に難儀する被災者に安全な水を提供してきました。一台3,500シンガポールドル(約28万円)で、法人が現金寄付でこの浄水器を購入し、現地に届け、ご報告させていただくということもやっております。
http://www.mercyrelief.org/web/Contents/Contents.aspx?Yr=2012&ContId=373
●今後に支援の方針について
Mercy Reliefは援助が比較的集中しているレイテ島、セブ島北部、サマール島南部ではなく、台風の進路上の他の被災地で、支援が十分行き渡っていない被災者の方々のところに支援できればと考えています。
レイテ島は物価が高くなっており、皆さまからお預かりする募金を効率的に使わせて頂くためにも、他島で支援活動をするという判断が出てきました。現在、パナイ島北部、ネグロス島北部、パラワン島北部に焦点を宛て、地元パートナーや知人友人ネットワークを使って、対象地の絞込みを行なっているところです。
今後ともご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
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振込先■みずほ銀行 三鷹支店(普通)1519866 ピープルズホープジャパン
12/2・3 カレンダー募金&フィリピン台風支援募金【日本HP本社内】
国際保健医療支援団体ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)は今年もカレンダーの立募金を日本HP様本社内で実施させていただきます。またこのたび台風により甚大な被害を受けているフィリピンの支援をするため、カレンダー募金と合わせてフィリピン台風緊急支援募金を行います。ぜひこの機会にお立ち寄りいただければと思います。
日本HP本社内での立募金について
●日時:12月2日(月)、3日(火) (両日とも11時半から14時まで)
●場所:日本HP本社内
1)8F食堂前2か所(エレベータホール出口 メニュー表のあたり)
2)1F スターバックス前 スタンドエリア
ピープルズ・ホープ・ジャパンとは・・・アジアのお母さんと子どもの健康を支える活動を行っています。理事長は日本HPの元社長 小田晋吾です。PHJの成り立ちなどはこちらのWEBサイトをご覧ください。
【カレンダー募金について】
PHJチャリティカレンダー「2014年アジアのおはなしカレンダー」はアジアのおとぎ話と子供たちの絵画が同時に楽しめるカレンダーです。ひと月ごとに場面が変わり、紙芝居のようにめくる楽しみが詰まっています。タイ、カンボジア、インドネシア、日本の絵とおとぎ話を12か月かけて楽しめます。1000円の募金につき1部を差し上げています。 当日募金できない、という方はこちらからネット上で寄付いただいても構いません。送料無料でカレンダーをお送りしております。
【フィリピン台風緊急支援募金について】
11月8日にフィリピン中部を襲った台風30号「ハイヤン」により、中部のレイテ島をはじめ、現地で甚大な被害が出ています。PHJでは現地で活動するNGO団体をサポートするために「フィリピン台風緊急支援募金」を開設いたしました。皆様から頂いた募金は、PHJの元職員が従事しているシンガポールの人道支援NGOMercy Relief(マーシー・リリーフ)のフィリピンでの緊急支援活動に活かされます。当日募金できないという方はこちらからご寄付いただくことも可能です。