11/26 PHJミャンマー洪水緊急支援 オンライン緊急報告会のご案内


PHJミャンマー洪水緊急支援 オンライン緊急報告会のご案内

ミャンマーでは、9月上旬に台風11号から変わった熱帯低気圧の影響で大雨が降り、各地で洪水が発生しました。
広大な農地や家屋が浸水するなど甚大な被害を受け、これまでに419人(9月17日時点)が死亡したと報道されています。

そして特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)が母子保健改善活動をしている首都ネピドーのレウェイ郡でも洪水が発生し、3万人以上の方が被災しました。

これを受け、ネピドーのPHJミャンマー事務所に勤務する現地スタッフが、必要な物資を提供するなど緊急支援を開始しています。また、緊急支援後は、被災地のニーズに応じた災害後対応を進めます

政変後の厳しい環境下で水害にあったミャンマーの農村地と
そこに住む人々の今をお伝えするため、10月にミャンマーへ出張したPHJ代表/ミャンマー事業担当の
藤野康之より被災地のリアルな状況と支援活動の内容についてお伝えします。
緊急支援の活動費を募るクラウドファンディングについてもご案内いたします。
https://readyfor.jp/projects/PHJ2024-Myanmar
【PHJミャンマー洪水緊急支援 オンライン緊急報告会】
■日時:2024年11月26日(火) 12:00‐13:00
■参加費:無料
■主催:特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン
■登壇:PHJ代表/ミャンマー事業担当 藤野康之
■司会:PHJインターン 佐々木春奈
■参加形式:オンライン
参加ご希望の方は、開始時間になりましたら、
下記のZOOMリンクをクリックしてお入りください。

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参加 Zoom ミーティング
https://us02web.zoom.us/j/85676158306?pwd=b8zDfodaEQgzKZHwa2WJJTHv1gkcBt.1

ミーティング ID: 856 7615 8306
パスコード: 624669
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※カメラはオフ、音声はミュートにしてお入りください。

【お問合せ】 特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン
メール:info@ph-japan.org
お電話:0422‐52‐5507(平日10:00~16:00)

\フェリシモでPHJのプロジェクトを応援してください/

フェリシモ「地球村の基金」でPHJへの投票をお願いします

フェリシモ「地球村の基金」みんなでプロジェクトを応援!(2024年度)
に今年度、ピープルズ・ホープ・ジャパンが参加しています。
ぜひPHJのカンボジア農村地域の安心安全な妊娠・出産支援プロジェクトに
投票して応援してください!!

■応援投票期間  2024年11月1日(金)~ 2024年11月14日(木)
応援投票サイト
https://www.felissimo.co.jp/company/contents/sustainability/globalvillage/2024earth-ouen-s

こちらから投票してください。

■応援投票<投票フォーム>について

応援投票<投票フォーム>は7つの自立支援プロジェクトの中から、
応援したいプロジェクトを選んで投票していただくものです。
ぜひピープルズ・ホープ・ジャパンのカンボジアの母子保健改善活動を応援してください。

・応援したいプロジェクトをチェックボックスで選び、
「確認に進む」ボタンを押します。内容確認後に「送信する」ボタンを押すと
投票することができます。(複数のプロジェクトに投票することも可)
投票はおひとりさま1回限りです。

応援投票<投票フォーム> は無記名形式ですが、
パソコン、スマートフォン、タブレットなどの通信機器ごとに
期間中の投票は1回限りとなります。

ぜひ投票よろしくお願いいたします!!

 

 

「異なる文化と出会う」埼玉大学スタディツアー2024 


埼玉大学の授業の一つである「異なる文化と出会う」および「開発人類学調査法」として開講されたカンボジアスタディツアーを
今年もPHJのカンボジア事業地で実施しました。スタディツアーの主な目的はカンボジアの農村という異なる文化を持つ人々の中に身をおいて、インタビューを行うことで、現地の状況を五感を通して「知る」こと。
PHJは事業地内での調査受け入れをはじめ、事前授業、現地調査のための調整、アテンド、通訳などを行いました。

カンボジアに到着した次の日はプノンペンで内戦の歴史を知るために、トゥールスレン虐殺博物館とキリングフィールドを訪れました。
トゥール・スレン虐殺博物館は、ポル・ポト政権(クメール・ルージュ)下の1975年から1979年までの間に、拷問・殺害の場所として使用されました。遺体を埋めたり処刑場として使用された場所がキリングフィールド。
当時、医師や教師などの知識層を中心に200万人以上の人々が虐殺されました。

ガイドさんと何気なく話していたら、ポルポト政権下、彼女のお父さんは行方不明になり、そのまま帰らぬ人になったとのこと。
職業を聞くと大学の教授でした。
掲示されているモノクロの残虐な写真は遠い昔の誰かの話ではなく、
目の前にいる身近な人が経験したごく最近の話しなのだということに気づかされました。

次の日は、PHJの事業地 シェムリアップに移動し、PHJカンボジア事務所に到着。事務所長石山によるPHJの活動紹介やカンボジアの食や暮らしなどの紹介を行いました。

農村地のフィールドワークでは、車で2時間半かけてたどり着いた農村地で、地域住民にインタビューをします。
インタビューと一言で書きましたが、通訳をするPHJ現地スタッフは母国語以外は、英語しかわかりません。

質問をするときは、英語でPHJカンボジア現地スタッフに聞きます。その内容をクメール語(カンボジア語)に翻訳してもらいます。対象者からの返答も英語に訳されるので、それを理解して、また次の質問を考える、という流れなのです。
英語で質問をすること、癖のある英語を聞き取り理解すること、などいくつものハードルを乗り越えて、インタビューを重ねていきます。
最初は戸惑いながらも、徐々に積極的に質問をするようになります。
後から「意外にも楽しかった」と話す学生さんが何人かいました。
学生さんにとって、カンボジアの農村地にすむ人たちに、直接質問をして得られた回答は、単なる情報以上の価値のあるものだと思います。

農村地のインタビューが終わった後は、観光へ。
トンレサップ湖を船で1時間ほどめぐりました。トンレサップ湖の水上村の一部エリアも、PHJの事業地です。
陸上と水上ではまるで暮らしが違うことが改めて感じます。

最後にアンコールワットを堪能しました。

カンボジアという国のリアルな姿を五感を使って「知る」ことができたのではないかと感じています。

2024/9/27 助産師に聞く!途上国のお産の現場 〜母子を取り巻く保健・医療の現場を比べて〜

助産師に聞く!途上国のお産の現場

〜母子を取り巻く保健・医療の現場を比べて〜

途上国の医療現場・助産現場に興味がある人、国際協力に興味がある人におすすめ!

 

こんにちは、PHJ(ピープルズ・ホープ・ジャパン)インターン生の佐々木&武田です!

今回はPHJが取り組んでいる「カンボジア・ミャンマー農村部の母子の健康課題」をよりよく理解していただくためのイベントをご用意しました!

突然ですが、皆さんはカンボジアやミャンマーなどの発展途上国と日本などの先進国で、お産の現場にどのような違いがあるか、知っていますか?

なんとなく「日本の方が良い設備がありそう」「お医者さんや助産師さんの数が違いそう」と違いを想像する方から「いやいや、日本でのお産だって知らないのに他の国ことなんてわからないよ」という方もいると思います。

今回は、日本で助産師資格をとった後、モロッコやケニア、カンボジアなどで妊娠・出産・育児の現場を見てきたPHJスタッフが登壇。体験談や実際に現地で活動した際の写真を交えながら、日本と途上国での妊婦さんや子どもを取り巻く保健・医療環境の違いについてお話しします。

途上国やお産、母子健康問題について全く知らないという方から、興味があって実際の現場を知りたい人、とりあえずNGOスタッフの話を聞いてみたいという方まで、どんな方でも楽しんでいただける内容となっています!

一方的なお話だけではなくスタッフに質問できるコーナーもあるので、気になったことはなんでも聞いてみてください!

【話す人】

徳地 珠実(とくち たまみ) 看護師・助産師・公衆衛生修士

日本で看護師・助産師として勤務した後、JICA海外協力隊としてモロッコ(助産師隊員)で活動、その後、JICA在外健康管理員としてマダガスカルに駐在、国内にて公衆衛生修士課程を修了し2024年にPHJに入職。

途上国と日本の妊娠・分娩の現場で見てきた違いや、「安心安全な妊娠・出産」の課題についてお話しします。

【そもそもPHJって何?】

PHJ(ピープルズ・ホープ・ジャパン)はアジアの途上国の人々の自立に向けて「保健・医療の教育」を中心とした支援活動に取り組む国際協力NGOです。カンボジアとミャンマーの農村地を拠点に、お母さんや子どもの健康を改善するための仕組みづくりを行っています。ホームページはこちら▶︎<https://www.ph-japan.org/>

 

【イベント概要】
日時:2024年9月27日(金)19:00-20:00
イベント会場:オンライン
参加方法:Peatixにて無料のチケットにお申し込みください
https://phj-20240927.peatix.com/
参加費:無料
お問い合わせ:info@ph-japan.org
主催:特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン

保健ボランティアによる地域住民への保健教育開始

PHJの事業地シェムリアップ州のソトニクム保健行政区では、妊婦健診受診率、医療者介助分娩率、施設分娩率が同州内の保健行政区と比べていずれも最も低く、多くの女性が保健サービスを利用せず、リスクを負いながら妊娠期を過ごし、子どもを出産しています。

その背景として、カンボジアの多くの農村部と同様に、同保健行政区でも、妊産婦の健康を害する恐れのある伝統的な風習が根強い傾向にあります。また、保健施設の医療者に対する不信感や保健サービスに対する抵抗感を抱いている、といった実態が見えています。

PHJは安心安全な妊娠と出産にかかわる適切な知識の普及のため、地域住民を対象とした保健健ボランティアによる保健教育・啓発活動を進めています。

研修を完了した保健ボランティアによる地域住民への保健教育を4月に開始しました。
1年の中でも最も気温の高い時期ですが、
多くの地域住民が集まり、和気あいあいとした雰囲気で保健教育が始まりました。

この保健教育では、妊婦健診のタイミング、妊娠中の危険な兆候に焦点を当てました。
教育終了後は、クイズや質疑応答を通じて、参加者の理解を促しました。

また、保健施設への医療者や保健サービスに対する抵抗感を減らすため、実際に保健センターで出産したお母さんたちに、施設での出産経験を共有してもらいました。

あるお母さんは、不安がある中で、妊婦健診から出産まで保健健センターの助産師が継続的に寄り添ってくれたことなどを話してくれました。

多角的なアプローチで、一人でも多くの女性が安全な妊娠・出産に向けて意識や行動が良い方向に変化することを目指しています。

【本事業はJICA草の根技術協力事業とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】


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