ホープニュース65号を発行しました

ホープジャパンニユース 65号、2013年夏季号、では10年目を迎えたインドネシア事業、タイ事務所の活動を支える国際ボランティア、カンボジアの母子保健ボランティアの育成などを掲載しています。 詳細はこちら

【カンボジア】保健センターに新しいソーラーライトが寄贈されました

株式会社GSユアサよりソーラーライト「AKARi SOLAR LIGHT KIT」を寄贈いただき、カンボジアの支援地にあるティポー保健センターに取り付けました。

保健センターでは以前からソーラーバッテリーの照明を利用していましたが、バッテリーが2,3時間で切れてしまう、照明が暗いといった問題がありました。
新しいソーラーライトは長時間継続して電力が供給できると同時に照明が明るいため、夜間の出産もより安全に介助することができると大変喜ばれています。
下の写真は保健センターの分娩室内。お医者さんが立っています。昼間に撮影しているためわかりにくいですが、以前のものと比べてかなり明るくなったとのこと。


ソーラーライト一式。バッテリーがコンパクトで持ち運びにも便利。

保健センターのスタッフとPHJスタッフ。みなさんの笑顔も明るい!ですね。



学校保健パイロット・プロジェクトの報告を行いました

5月24日、株式会社八神製作所本社にてカンボジア事務所林所長がカンボジアの「学校保健パイロットプロジェクト」について、報告を行いました。

この学校保健パイロットプロジェクトは、現在PHJが支援しているカンボジアのコンポントム州バライサントゥク保健行政区内で、2つの小学校を対象に保健・衛生教育を試験的に実施するプロジェクトです。PHJは同地域で主に乳幼児や子供を持つお母さんを対象に保健衛生教育を実施してきました。
しかし成人してから従来の生活習慣を変えるのは難しく、いくら教育を行ってもなかなか行動変容に繋がらないという課題が浮かび上がっています。そこで、新たな生活習慣への抵抗がなく保健や衛生の知識への理解が望める小学生以上の子どもたちを対象に教育を実施していくことが有効ではないか、という見方から試験的なプロジェクトとして実施することになりました。(下記写真は教材)

本プロジェクトは株式会社八神製作所の全面的な支援により実現、2013年4月から実施しています。24日は、プロジェクトの計画と進捗を八神製作所本社にて報告しました。本社の会場には100人以上の社員のみなさまが集まり、熱心に報告を聞いてくださいました。また、本社の報告をテレビ会議にて他の営業所とも同時に共有し、合わせて800人もの社員の方が閲覧いただきました。

エドワーズライフサイエンス「助成決定証授与式」で報告

5月22日、エドワーズライフサイエンス基金の助成決定証授与式で支援を受けたPHJタイの子供の先天性心臓病手術に関する報告を海外事業部の中田と畑が行いました。

担当者の方からは人工心臓弁と血行動態モニタリング技術の世界的リーダーである同社の事業内容に合致した社会貢献事業として評価いただきました。

新委員を迎え運営委員会を開催しました。

5月22日、47回目運営委員会を開催しました。今回は新委員として、栗田充治(亜細亜大学 国際関係学部 教授)、吉野八重(北里大学 看護学部 准教授)、 梶山佳伸(大塚製薬株式会社 企画渉外部 部長)にも参加いただき、下記の内容の報告を行いました。
・カンボジア「保健搬送システムについて」 
・インドネシア「母子健康改善、栄養改善、画像診断技術支援」
・タイ/ベトナム出張報告「HIV/AIDS予防教育事業の助成金申請に関する聞き取り、事業運営に関するワークショップなど」
・東日本大震災復興支援報告
・中期計画、第4か国調査状況の報告
またカンボジアの保健搬送システムに関してはトゥクトゥクを寄贈いただいた大塚製薬の梶山様に、カンボジアでの寄贈式や村の様子を説明いただきました。
搬送システムについては運営上の疑問(むやみに使うことはないのか?など)が委員の中より出るなど関心の高いトピックとなりました。

なお、海外事業部支援の中田がカンボジアとタイの事業のPDMを両国で共有化したという報告を行い、
それぞれの国で蓄積したノウハウを横展開する試みをもっと進めてほしいとの意見がでました。
栗田委員よりPHJの人材育成のため、スタディツアーを実施するなど対外的なアピールにも力を入れるようにとのアドバイスをいただきました。


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