カンボジア 活動レポート

2012年7月5日

トイレ支援を始めて半年

PHJでは健康な村作り事業の一環として、村人が衛生的な生活を送ることができるようトイレ建設の支援を行っています。
といってもトイレを丸ごと設置するのではなく、資材の一部のみ、主に土台にあたる部分のみを提供し、あとは各自好きな資材を使って外観、内装を整えてもらうというものです。丸ごと支援するよりも、自分たちの大事なお金を少しでも費やすことで、自分のものとして有効にトイレを使ってくれるのではないかと考えるからです。

また、支援対象を1村あたり数世帯のみに限定し、同じ村内で支援を受けられなかった世帯が、隣近所で使わせてもらううちに“自分の家でも作ってみようかな”と考え、自発的に広まっていくようにと考えています。
1月に4村60世帯を対象にトイレ建設資材を提供し、全世帯で設置が完了しました。その後、継続的に定期モニタリングを実施したところ、きれいに使用されていることが確認されました。

トイレ内部


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