カンボジア 活動レポート

2024年4月26日

保健センタースタッフから地域住民に向けた妊娠・出産の相談会

3月に6つの保健センターで妊娠や出産にかかわる疑問や質問に保健センタースタッフが答える相談会を行い、
合計72人の地域住民が参加しました。

各保健センターには妊婦も含め多くの地域住民が参加し、
健康的な食事や妊娠期の危険な兆候、妊婦健診についての質問がありました。

具体的には
「エコー検査がおなかの中の赤ちゃんに悪影響を及ぼさないか不安です」
あるいは、
「妊娠中にお酒を飲むこと、ベッドの下に火を焚くことは、
慣習となっていて良いことだ信じてきたが、健康に悪いと言われた。本当にそうなのか?」
といった質問がありました。

保健センタースタッフは、ひとつひとつの質問に丁寧に答え、
地域住民の中に根付いている健康に害を及ぼす恐れのある習慣を改善することや
妊娠中の適切な食事、休息、適度な運動の重要性について強調しました。

また、何か問題や体調に異変があった場合は、
すぐに保健センターに来院するように啓発しました。

この活動を通して、妊娠・出産に関する不安の解消や疑問の解決、
住民と保健センタースタッフの信頼関係の構築などが期待できます。
このようなコミュニティレベルの活動を今後も継続していきます。
【本事業はJICA草の根技術協力事業とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】


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