2024年6月28日
カントット保健センターへ安全な水の支援
カンボジアの農村地では、一般診療や分娩が行われる保健センターといった医療施設でさえ、安全な水を確保するのが難しい状況があります。
こちら、PHJの事業地にあるカントット保健センターの水道の蛇口をひねると、なんと茶色の水が出てきていました。
水源を確認すると、この沼であることが判明。この水を使って、医療器材などを洗浄していました。
そこで井戸による水の供給の支援を行いました。地面を掘削し、井戸を設置しました。掘削前と掘削後に水質検査を行い、安全な水であることを確認しました。
モーターポンプで水をくみ上げ、地中のパイプを通って、保健センターのタンクに井戸水がくみ上げられ、保健センターの水道に水が供給されます。
保健センターの蛇口から安全な水が出るようになりました。
併せて、安全な飲み水を来院者に提供できるように、ウォーターディスペンサー(1台)を寄贈しました。
井戸による水の供給が可能になった保健センターでよりよいサービスやケアが提供できればと思います
【本事業は成田コスモポリタンロータリークラブ様からのご支援により実施しています。】