中央大学の学生の方2名が、ゼミの研究のため、PHJインドネシア事務所の活動地内の診療所を訪問し、栄養改善活動の見学いただきました。当日は国立栄養センターのウィドド氏の講演の後、栄養改善に向けたメニューの紹介がありました。その後、学生のお二方がメニューを試食している母子20名に講演調味料の使用状況、野菜の摂取状況を調査しました。
学生の鍋島千尋さまからの報告で、伊藤所長との話で印象的だったことについて下記のように報告をいただきました。「印象に残っているのが『糖尿病は贅沢病ではなく貧乏病』というお話です。貧しく充分なご飯を食べられない人が、お茶などに砂糖を沢山入れて空腹をごまかす。栄養失調と糖尿病を併発する事もある、というお話からは、単に足りない栄養素の摂取を促すような取り組みだけではなく、現地の人の食文化を壊さないようにしながらも、過剰に摂取しているものを減らすような取り組みも必要なのだなと思いました。」
(アンケートの様子)