5月29日に
HAATAS(国際協力NGO「SHARE」エイズボランティアチーム)
のメンバーと昨年終了したPHJタイのHIV/AIDS予防教育の事業を紹介しながら、
意見公開する会をひらきました。
(当日の写真がなく申し訳ないです)
というのもSHAREでもタイでHIV予防の教育を実施していた実績があり、
HAATASさんはそのノウハウを活かして
日本の学校現場で講義やワークショップを実施しているのです。
PHJにとっては先輩にあたるHAATASさん。
せっかくならノウハウを共有しましょう、ということになりました。
会場は、SHAREの事務所をお借りし、HAATASのメンバー、
SHAREでHIV予防に関わっていた方、
そしてSHAREのインターンさんに参加いただきました。
PHJタイのHIV予防の学生向けのピア教育の様子を紹介すると
タイの若者が性に関するデリケートな話題に対して
とにかくオープンなことに皆さん驚かれました。
多感な時期の男女混ざってワイワイしながら、
異性の体の違いを詳細に描く―
日本の学校の現場ではありえない光景とのこと。
HAATASさんは
毎年日本の学校の現場でワークショップをしている中で
反応は常に変化していくので、そのたびにアプローチを
変えるなどの試行錯誤を繰り返しているとのこと、
大変勉強になりました。
タイのHIV予防教育の様子
https://www.youtube.com/watch?v=aoSAxZ6u8cU
興味深かったのは
インターンさんは学生さんが多いため
最新の性教育を受けてきた世代としての意見もざっくばらんに話していただいたこと。
どのように伝えるかは重要だなと感じました。
そして日本の性教育はほとんど10年前(20年前とも)ともおそらく変わっていないほど、
保守的なのだと感じました。
PHJタイの活動を紹介しつつも、
質問したり意見を聞いたり、私自身の学びが多い時間となりました。