4児のお母さん、初めて検診キャンペーンに参加

対象地域の女性に対して実施されている子宮頸がん・乳がん検診キャンペーンは、今月ドーイサケット郡で8回、サンサイ郡で6回行われました。移動検診車もすべてのキャンペーンで活用されました。

4人の子供を持つお母さん。今回初めてキャンペーンに参加しました。
「これまで子宮頸がん検診を受けたことはありませんでした。パンフレットを見て検診によって早期発見ができると知り、今回受けることにしました。」

 

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「妊娠期に気をつけること」

月例母子保健教育活動、今月のテーマは「新生児への予防接種」「母乳」「妊娠期に気を付けること」でした。参加者は133人の妊婦含め306人。
インドネシアには、ジャムー(インドネシア漢方)とビジット(リンパマッサージ)による民間医療が今も根付いているため、「妊娠期は伝統的マッサージを避けること」「インドネシア漢方などの摂取を控えること」などの妊婦への情報が伝えられました。
インドネシア漢方とは、インドのハーブ療法と中国の漢方をミックスしたようなもので、民間療法から一歩進んだ治療薬へと研究開発が進められていますが、医療の現場では医薬品として利用されていないのが現状です。

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第2期は菜園の規模を拡張してスタート

去年9月から始まった栄養菜園活動の第2期が5月からスタートしました。各村では菜園の規模を拡張しています。インドネシアでは乾季に入り雨が降らず、菜園の水やりが課題となっています。特に海に近い村では地下水に強い塩分が含まれているケースが多く、対策が必要です。

 

キャッサバとはアフリカの他、インドネシアで主に生産されている植物で、
日本ではあまり馴染みがありませんが、芋がタピオカの原料に用いられているそうです。

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トイレ支援を始めて半年

PHJでは健康な村作り事業の一環として、村人が衛生的な生活を送ることができるようトイレ建設の支援を行っています。
といってもトイレを丸ごと設置するのではなく、資材の一部のみ、主に土台にあたる部分のみを提供し、あとは各自好きな資材を使って外観、内装を整えてもらうというものです。丸ごと支援するよりも、自分たちの大事なお金を少しでも費やすことで、自分のものとして有効にトイレを使ってくれるのではないかと考えるからです。

また、支援対象を1村あたり数世帯のみに限定し、同じ村内で支援を受けられなかった世帯が、隣近所で使わせてもらううちに“自分の家でも作ってみようかな”と考え、自発的に広まっていくようにと考えています。
1月に4村60世帯を対象にトイレ建設資材を提供し、全世帯で設置が完了しました。その後、継続的に定期モニタリングを実施したところ、きれいに使用されていることが確認されました。

トイレ内部

先輩ピアエデュケータによるワークショップ

PHJでは、HIV/AIDS若者の感染拡大を防ぐため、予防意識向上を目的に啓発活動と検査に重点を置いたプログラムを実施しています。その一環として、ピアエデュケーターの育成、彼らによる大学、近隣の中学高校でのピア教育を行っています。
5月8日メージョー大学(チェンマイ)で、先輩ピアエデュケーターによる現役ピアデュケーター向けのワークショップが開かれ、ピア教育を始める際のアイスブレイクの指導など、自分たちの経験を元に様々なアドバイスが伝えられました。
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災害・復興支援:中国四川省地震

災害概要

2008年5月12日中国・四川省を震源とするM7.9の地震が発生しました。死者6万9,130人、行方不明者1万7,824人、負傷者37万4,031人にのぼる甚大な被害をもたらしました。

支援概要

四川省唯一の子供病院「成都市児童医療センター(CCH)」に児童のメンタルケア組織を立ち上げます。(支援額1,739,848 円)。
•CCHの看護師4人を「上海児童医療センター(SCMC)」内で2,5ヶ月間教育します。また専門家による四川出張指導や、教材作りも行います。
•PHJ は中国先進病院であるSCMC と10 年来の友好関係にあり、ここと合意書を結んで支援を実施します。

災害・復興支援:ミャンマー・サイクロン災害

災害概要

2008年5月3日ミャンマー南部デルタ地帯を襲った大型サイクロンは、14万人にのぼる死者・行方不明者を出し、甚大な被害をもたらしました。。

支援概要

従来から同国内で障害者支援をしていた日本のNGO「難民を助ける会」を通じて生存必需物資袋を被災家族に届けました(支援金2,161,214 円)。
•イラワジデルタで孤立したセイジー村の290 世帯1450 人に手渡し。7月初旬に実行。
内容は米50kg、食用油、豆、塩、石鹸、ビニール布等(現地調達値7 千円、5 人家族1 ヶ月分)。
•この村を含め政府、国連の支援が何も届かず飢餓状態にある地域が未だに残っています。

災害・復興支援:パキスタン大地震

災害概要

2005年10月8日にパキスタン北部でマグニチュード7.6の地震が発生しました。震源から95km離れた首都イスラマバードでもビルが倒壊して多くの死傷者が出ました。
国連機関によれば、2005年12月時点で、73,000人以上が死亡、69,000人以上が負傷しました。

支援概要

ピープルズ・ホープ・ジャパンでは、パキスタン大地震の被災者に、日本のNGO「日本国際ボランティアセンター」(JVC)の現地パキスタンでのネットワークを通し、支援することにしました。
•支援金:3,214,686円
•支援活動:仮設住宅資材サポート(JVCと協調支援)


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